1.公募の概要
(1)公募の対象
提案可能な内容には制限があります。次項以降に説明いたしますので必ず内容を確認して下さい。応募にあたっては、本「募集要項」及び「国際共通募集要項:Flight Experiment Information Package 2004(FEIP)」に記載される条件に沿った宇宙実験の提案であることが必要です。
FEIPは下記から入手して下さい。
ここからダウンロードして下さい


(2)日本における推進研究分野
国際的な公募であり、科学的・技術的評価は国際パネルでなされますが、日本からの提案の最終的な採否はJAXAとしての方針にてらして決定します。日本における推進研究分野は、JAXAにおいて別途制定された下記シナリオに基づきます。提案内容が本研究シナリオの示す方向性と大きくはなれていないことが必要です。本研究シナリオは、下記ウェッブサイトに掲載されていますので必ず参照して下さい。

「宇宙医学分野研究シナリオ」     http://iss.jaxa.jp/utiliz/jp_senario_med.html
「ライフサイエンス分野研究シナリオ」 http://iss.jaxa.jp/utiliz/jp_senario_life.html

(3)応募資格
提案者は、以下の要件を満たすものとします。
  1. 提案者の国籍、所属機関の所在地(国内外)は問いません。ただし、国外に所在する機関での研究実施に係る費用をJAXAは負担しません。
  2. 提案する研究内容を適切に実施できる体制、設備を有していることが必要です。
  3. 採択された場合、提案者はJAXAと共同して宇宙実験の準備、実施にあたっていただきます(詳細はJAXA、JSFにお問い合わせ下さい)。

(4)その他
【JEM与圧部利用一次選定テーマおよび前回までの国際公募選定テーマとの関連】
今回の国際公募によるヒト以外を対象とするテーマは2006年後半までに実施することを想定しております。一方、この時期にはJEM(きぼう)が打上げられていません。このため、本公募で採択された提案の宇宙実験実施は、JEM一次選定テーマ(注)に先だって実施されることが想定されます。また、国際宇宙ステーション搭載装置の整備状況等から、これまでの国際公募選定テーマの実施順序とも入れ替わることが想定されます。

(注)JEM一次選定テーマ
1992年に「第1回国際宇宙ステーション取付型実験モジュール(JEM)利用テーマの募集」により選定された「JEM与圧部初期利用一次選定テーマ」。