土井宇宙飛行士、日本実験棟「きぼう」打上げ時のスペースシャトル搭乗決定
米国時間5月5日に米国ワシントンD.C.で行われた小坂文部科学大臣とNASAグリフィン長官との会談において、日本実験棟「きぼう」の打上げ3便のうち、1便目(船内保管室打上げ)のスペースシャトルに土井隆雄宇宙飛行士の搭乗が決定しました。打上げ時期は2007年末の予定です。 土井宇宙飛行士のスペースシャトル搭乗は1997年のSTS-87ミッションに続き2回目となり、日本人宇宙飛行士としては通算9回目となります。 また同時に、土井宇宙飛行士のクルーサポートアストロノート(搭乗者支援宇宙飛行士)として山崎直子宇宙飛行士が選定され、地上から土井宇宙飛行士の活動を支援します。
土井宇宙飛行士スペースシャトルミッション搭乗決定に係るコメント山崎宇宙飛行士のコメント他の日本人宇宙飛行士のコメント土井さんの過去の全ての経験は、今回の日本実験棟「きぼう」組立にある。信頼して全てを任せたい。山崎さんには将来へその経験を十分伝え、自ら活躍することを期待しています。 とても嬉しいです。土井さんならば、これまで長い訓練をしてきているので、素晴らしい仕事をしてくれると思います。これで、国際宇宙ステーションの日本の実験棟の建設がいよいよ始まります。宇宙の実験室を使った研究が、ますます進んでいくことを期待しています。 土井さん、山崎さん、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」打上げ飛行任務の決定おめでとうございます。これまでの様々な訓練の成果と「きぼう」の開発に参加して培った経験を存分に発揮してください。日本の有人宇宙活動にとって重要なマイルストーンとなるこの飛行でのご活躍を祈ります。 土井飛行士、山崎飛行士、おめでとうございます。 土井さん、山崎さん 日本実験棟「きぼう」の最初の組立フライトに搭乗する日本人飛行士が決定し、うれしく思います。土井飛行士は、これまでも地上での技術支援業務の一環として日本実験棟「きぼう」に携わってきましたが、STS-87の経験も踏まえ、ミッションの成功に貢献してくれると思います。また、山崎飛行士には、飛行士に選定される前に日本実験棟「きぼう」開発に携わった経験およびこれまで7年間の訓練で身につけた技能を十分発揮して、持ち前のがんばりで土井飛行士をサポートしてくれることを期待します。 最終更新日:2006年5月8日 |