平成18年度科学技術週間 筑波宇宙センター特別公開
2006年4月22日(土)、平成18年度科学技術週間イベントとして、「きて!みて!宇宙がいっぱい」をテーマに、筑波宇宙センター(TKSC)の特別公開を行いました。 普段では見ることのできない施設や最新の活動・プロジェクト内容等の紹介に加え、「向井宇宙飛行士のミニミニ宇宙学校!」が行われました。TKSCには、春季の特別公開では過去最高の6,325名の方に来場いただきました。 宇宙ステーション運用棟国際宇宙ステーション(ISS)や「きぼう」日本実験棟の模型展示、宇宙食、船外活動用宇宙服、与圧服(オレンジスーツ)などの展示解説を行いました。また、「きぼう」運用管制室の前では、「きぼう」の運用管制や、宇宙飛行士と地上支援スタッフの仕事について説明を行いました。
宇宙実験棟「向井宇宙飛行士のミニミニ宇宙学校!」や「宇宙飛行士はどんなもの食べてるの?ミニミニ宇宙食講座」が行われ、多くの方が参加しました。また、宇宙食デモンストレーションコーナでは宇宙食の調理の実演や試食会を行い、多くの方でにぎわいました。 その他に、本物の宇宙タンパク結晶実験などの体験工作コーナや、普段は見学することができない宇宙実験室の公開、また、ISS・きぼうウィークリーニュース登録キャンペーンを行いました。
宇宙ステーション試験棟「きぼう」日本実験棟の実機やエンジニアリングモデル(実物とほぼ同じ構造の試験用モデル)の公開・解説を行いました。また、宇宙ステーション試験棟の屋外には、スペースシャトルの形のトランポリンを使った、地上でできる無重力体験コーナを設置しました。
無重量環境試験棟船外活動の訓練や手順開発に使われる無重量環境模擬水槽を公開しました。また、水中訓練用の船外活動ツールを使用して宇宙飛行士の訓練について紹介しました。
宇宙飛行士養成棟宇宙飛行士の閉鎖訓練設備や宇宙飛行士選抜に使われる検査設備を公開しました。日頃入ることのできない宇宙飛行士の閉鎖訓練設備に入り、ISSでの生活や宇宙環境が人に与える影響について説明を行いました。また、毎回人気の与圧服(オレンジスーツ)を着た記念撮影会も行いました。
最終更新日:2006年4月26日 |