国際宇宙ステーション(ISS)ロゴマーク日本案最優秀賞表彰について
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| 2002年9月20日に、国際宇宙ステーション(ISS)ロゴマーク日本案の最優秀賞の表彰が、筑波国際会議場にて行われ、平野湟太郎氏に対して宇宙開発事業団から表彰状と記念品が授与されました。
現在ISSの建設が進んでおりますが、ISS計画に参画している各国の間で、ISSの存在を全世界的にアピールすることを目的に、ISSのロゴマークを作成することになりました。 宇宙開発事業団では、昨年10月〜11月にかけてその日本案を募集し、157名から計245点の作品の応募があり、下記の通り、2点をISSロゴマークの日本案として選定し、この度、表彰を行いました。
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授賞式 | 平野氏と江崎玲於奈博士 | 平野氏と毛利宇宙飛行士 | 平野氏と池田理事 |
なお、ISSロゴマークについては、現在国際間で調整中です。決まり次第、皆様にご紹介させていただく予定です。
- 募集期間: 2001年10月23日〜2001年11月23日
- 応募人数: 157名
- 応募作品数: 245点
- 選定された日本案(2点)
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作品1(最優秀賞受賞作品) |  | 作品2 |
- 作者: 2作品共に、平野湟太郎(ひらのこうたろう)氏、グラフィックデザイナー
- 選定理由(選考委員会)
作品1: このロゴマークは、宇宙の無限の広がりを感じさせ、さらに生命体をもイメージさせる。また、愛嬌があり、親しみやすい雰囲気を持っている。無限の可能性を持つ宇宙と人類との融和をイメージさせると共に国際宇宙ステーションの持つ大きな可能性をもイメージさせ、人類共有の財産としての国際宇宙ステーションを身近に感じてもらえるデザインである。
作品2: このロゴマークは、平和の象徴とされる鳩の飛び立つ姿をイメージさせる。地球規模での国際協力で平和的に利用される国際宇宙ステーションをイメージさせると共に、国際宇宙ステーション計画による人類の新たな飛躍をイメージさせるデザインである。
- 国際宇宙ステーション(ISS)ロゴマーク選考委員
| 委員長 | 野田 一夫 | (株)宮城総合研究所所長 | | 副委員長 | 米林 雄一 | 東京芸術大学 美術学部教授 | | 委員 | | | | サイトウ マコト | アートディレクター | | | 松本 零士 | 漫画家 日本宇宙少年団理事長 | | | 遠藤 誉 | 筑波大学留学生センター 教授 | | | 大島 まり | 東京大学生産技術研究所 助教授 | | | 田村 和子 | (社)共同通信社 客員論説委員 | | | 中野 不二男 | ノンフィクション作家 | | | 柳田 博明 | 名古屋工業大学 学長 |
最終更新日:2001年 9月20日 |