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日本の生鮮食品

Life in Space
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新鮮な果物や野菜を宇宙でも

「宇宙では新鮮な果物や野菜を食べることはできない」そう思っている方も多いのではないでしょうか。実は宇宙でも生鮮食品を食べることができるのです。もちろん、生鮮食品はほかの宇宙食と比べて長期保存ができないため、ISSで食べる機会は限られますが、不可能ではありません。これまでに、宇宙ステーション補給機「こうのとり」で、各国が協力して運用しているISSへ季節の果物や野菜を届けてきました。

ここでは、宇宙に届けた生鮮食品をご紹介します。

©JAXA/NASA

宇宙に届けた日本の生鮮食品

生鮮食品の搭載はHTV5号機から開始されました。この様な長期保存が効かないものも、打上げ直前に積みこみ早く取り出すことができる速達サービス(レイトアクセス)により、鮮度の高い生鮮食品の輸送を可能にしました。

“食”という身近なテーマを通じて宇宙飛行士の活動をより多くの人に知ってもらいたい、また、国内から宇宙機を打ち上げるという利点を生かし、生鮮食品の産地のみなさんと一緒に国産の生鮮食品を宇宙に届けることにより、世界に紹介したい、わたしたちは、そのような思いから生鮮食品を多くの宇宙飛行士へ届けました。

果物

河内晩柑・清美オレンジ(生産地:愛媛県)
レモン(生産地:愛媛県)
リンゴ(ふじ)(生産地:青森県)
リンゴ(秋映)(生産地:茨城県)
温州みかん(生産地:大阪府)
温州みかん(生産地:愛媛県)
温州みかん(生産地:佐賀県)
オーロラブラック(生産地:岡山県)
シャインマスカット(生産地:岡山県)
キウイフルーツ(生産地:群馬県)

野菜

玉ねぎ(生産地:北海道)
パプリカ(生産地:宮城県)

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※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA