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NASDAデイリーレポート 戻る

10月31日(土)米国中部標準時 飛行3日目
左からデュークMSと向井PS
宇宙でのハロウィンパーティー

 ディスカバリー号のクルーは、米国中部標準時10月31日7:10am(日本時間10月31日10:10pm)頃に目覚め、忙しい1日が始まりました。

 宇宙での実験は本格的になり、クルーは忙しく働いています。また、ブラウン船長とグレン宇宙飛行士は米国の高校生たちからの質問に音声で答えました。この中で、グレン宇宙飛行士は、「今回の飛行よりも36年前のほうが、未知なことが多く緊張した。」ブラウン船長も、「昨晩はよく眠れたが、ほかのクルーが窓から地球を見ていてなかなか寝ようとしないので、寝かせるのが大変だった。」と楽しげに語りました。

 新しいシステムを使ったシャトルの飲料水の味があまり良くないため、バックアップの古いシステムを使用することになりました。

 今日はハロウィンの日で、宇宙でも、ハロウィンパーティーを行いました。
みんなで、ジョン・グレンのお面(カラーコピー)をつけて、本人を当てるゲームを行いました。左上から、向井、グレン、パラジンスキー、デューク、左下からリンゼイ、ブラウン、ロビンソン宇宙飛行士です。

本日の向井さん
 元気に予定通りの実験を続けています。植物実験やガマアンコウの実験を始め、グレン、デューク両宇宙飛行士の採血、HDTVカメラの操作、日課のエクササイズ等を行いました。カメラ操作中に向井さんの元気な姿の映像が、地上に送られてきました。

日本の実験状況
 海水型水棲動物実験装置(VFEU)からガマアンコウが入っている2つのフィッシュパッケージ(水槽)を引き出し、加振を行いました。この加振は魚の無重力状態と加振時の加速度がかかっている状態との神経電位の変化を見るために行われるものです。
現在、1匹のガマアンコウの向きが悪く、神経電位のデータが十分に取れていない状況です。

 ガマアンコウは、フィッシュ・パッケージの中でときどき向きを変えているようです。今回のフライトではガマアンコウのデータは、地上に伝送されるシステムになっていませんが、継続してテープに記録されていますので、地上に持ち帰ってから解析を行います。宇宙では予定された時間に向井宇宙飛行士が実験操作をすることになっています。31日(米国中部標準時間)の向井宇宙飛行士の実験操作では、2匹とも神経信号のデータが取れていることが報告されました。

 植物実験「植物の電場及び重力への応答(BRIC-RT)」の試料に電場をかけました。
 植物実験「オーキシン*の極性移動に関する研究(BRIC-AUX)」は、昨日オーキシンを投与した試料を冷凍保管しました。帰還後サンプルを分析します。
*植物の成長をコントロールする植物ホルモンと呼ばれる化学物質の1つ

本日の向井宇宙飛行士の食事(予定)
朝食 昼食 夕食
乾燥ナシ(IM)
グラノーラ バー(NF)
リンゴ(FF)
マッシュルームスープ(R)
ココア(B)
チキンコンソメスープ(R)
ドライビーフ(IM)
スパゲッティミートソース(R)
キャロットスティック(FF)
ピーナッツ(NF)
レモネード(B)
グレープドリンク(B)
シュリンプカクテル(R)
ハム(T)
マカロニとチーズ(R)
セロリスティック(FF)
パイナップル(T)
ショートブレッドクッキー(NF)
レモネード(B)

I:加熱 IM:半乾燥状態 FD:フリーズドライ R:水を加えて調理する
NF:自然状態でパック B:飲み物 FF:生鮮 T:熱安定化

ウエイクアップコール*
 クルーはCachitoの曲により目覚めて本日の活動を開始しました。本日の曲は、デューク宇宙飛行士の奥さん”Consuelo”がリクエストしたものです。

*ウェイクアップコール
 このウェイクアップコールは長年続けられている恒例の儀式です。ミッション期間中毎日、クルーはNASAが用意した様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものが選ばれています。

最終更新日:2003年5月26日

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