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NASDAデイリーレポート 戻る

10月30日(金)米国中部標準時間 飛行2日目

 スペースシャトル「ディスカバリー」号のクルーは、米国中部標準時10月30日7:45am(日本時間10月30日10:45pm)頃に、ルイ・アームストロングの「What A Wonderful World」で目覚め、軌道上での最初の朝をむかえました。

 今日、小型アマチュア無線通信衛星のPANSATがスペースシャトルから放出されました。この衛星は、米国海軍大学院の学生が開発したものです。ディスカバリ号では、このほかにも様々な実験が開始されています。

 昨日の、打ち上げ時に落ちたドラッグシュートを納めているドアについては、すでにドアの90%を回収していて、これから詳細な調査を行います。また今後、ディスカバリ号ではロボットアームを使用して、ドア付近をカメラで調査する予定です。
*ディスカバリー号を減速させるために使うパラシュート

 クルーは、米国中部標準時10月30日11:15pm(同10月31日2:15pm)頃に睡眠に入、明日の7:10am(同10月31日10:10pm)頃に起床する予定です。

本日の向井さん
 植物実験を始め、数々の実験を行いました。今朝、生体リズムを記録するため、温度センサを内蔵したピルを服用しました。24時間連続で体内温度の測定を行います。
 日課のエクササイズを1時間ほど行いました。

日本の実験状況
 海水型水棲動物実験装置(VFEU)からフィッシュパッケージ(FP:水槽)を引き出し、加振を行いました。この加振は魚の無重力状態と加振時の加速度がかかっている状態との神経電位の変化を見るために行われるものです。
 ガマアンコウの飼育水のサンプリングも実施されました。このサンプリングされた水は、シャトル帰還後に分析され、VFEUが魚の飼育に適した水質を維持していたかどうかを確認します。

 植物実験「植物の電場及び重力への応答(BRIC-RT)」の試料に電場をかけました。
 植物実験「オーキシン*の極性移動に関する研究(BRIC-AUX)」は、試料を切断し、オーキシンを投与しました。
*植物の成長をコントロールする植物ホルモンと呼ばれる化学物質の1つ
 植物実験「ウリ科植物の重力形成」では、試料のキュウリに給水を行いました。
左からリンゼイ操縦士、
ブラウン船長、グレンPS
放出されたPANSAT
ディスカバリのペイロードベイ
から見た風景


本日の向井宇宙飛行士の食事(予定)
朝食 昼食 夕食
ドライアプリコット(IM)
グラノーラ バー(NF)
オレンジ(FF)
チキンコンソメスープ(R)
ココア(B)
ドライビーフ(IM)
スパゲティミートソース(R)
ライスアンドチキン(R)
セロリスティック(FF)
バタークッキー(NF)
レモネード(B)
ストロベリードリンク(B)
シュリンプカクテル(R)
ビーフステーキ(I)
ポテトグラタン(R)
キャロットスティック(FF)
イチゴ(R)
ピーナッツ(NF)
アーモンド(NF)
レモネード(B)

I:加熱 IM:半乾燥状態 FD:フリーズドライ R:水を加えて調理する
NF:自然状態でパック B:飲み物 FF:生鮮 T:熱安定化

ウエイクアップコール*
 クルーはルイ・アームストロングの「What A Wonderful World」により目覚めて本日の活動を開始しました。本日の曲はパランジンスキーMSに向けられたものです。

*ウェイクアップコール
 このウェイクアップコールは長年続けられている恒例の儀式です。ミッション期間中毎日、クルーはNASAが用意した様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものが選ばれています。


最終更新日:2003年5月26日

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