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NASAステータスレポート 戻る

1998年10月13日(火) (米国東部夏時間)
打ち上げ日時の公式発表


 NASAは10月29日をスペースシャトル・ディスカバリー号によるSTS-95の公式打ち上げ日として本日設定しました。このミッションは9日間の飛行で、7人の宇宙飛行士が人間の体という内なる宇宙から太陽までの分野にわたる神秘を調査する、80件以上の科学実験を行うものです。また、1962年2月にフレンドシップ7で米国人初の地球周回飛行を行ったジョン・グレン氏が36年ぶりに宇宙に戻ることも特筆されます。

 本日フロリダ州ケネディ宇宙センターで行われた飛行準備完了審査会は、クルーとシャトルの機体、打上げとミッション管制チームの準備状況を評価する、シャトルプロジェクトオフィスの最終の主たる評価作業となるものであり、シャトルプロジェクトオフィス全体が参加する最後の主要な審査会です。

 ジョンソン宇宙センターのジョージ・アビー所長は次のように述べています。「この飛行は広範囲な科学実験と斬新な軌道上のタイムライン(作業計画)を導入したことで、スペースシャトルのフレキシビリティと重要さを示すものとなるでしょう。また、今月NASAの創立40周年を迎える中、地球を周回した最初の米国人が再び飛行するという、またとない機会を提供するものでもあります。ジョン・グレン氏はマーキュリー計画の初期から国際宇宙ステーションの建設に至る、人類の宇宙飛行の進展の様子を目の当たりにすることになるでしょう。」

 ディスカバリー号は10月29日午後2時(EST:米国東部標準時)、2時間30分のロンチウインドウの開始時刻に射点39Bから打上げられる計画です。STS-95の飛行は8日と21時間50分の予定です。予定どおりに打上げられますとディスカバリー号のケネディ宇宙センターへの着陸は11月7日(土)午前11時50分(EST)となります。

 STS-95はディスカバリー号にとって25回目の飛行、シャトル計画の92番目の飛行となります。

出典: 1998 NASA/KSC News Release
http://www-pao.ksc.nasa.gov/kscpao/release/1998/119-98.htm



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