1998年10月 9日(金) (米国東部夏時間)
TCDT最終日
カウントダウンリハーサル(TCDT)は本日11:00に無事終了しました。本日は打上げ当日さながらのリハーサルを行いました。発射３秒前にメインエンジンが停止するという、想定されたシミュレーションで最高潮に達しました。このTCDTには関係者が打上げ当日の活動に参加し、緊急時の脱出手順を確認することも含まれています。
クルーは午後ヒューストンに戻り、これでジョンソン宇宙センターにおける訓練を終了することになります。
スペースシャトル・ディスカバリーの記憶装置No.2の交換作業の準備が進行しています。39B射点では、土曜日に予定されているケネディ宇宙センターのオープンハウスでシャトルの姿が見えるように、回転式整備棟を移動させ、終了後直ちに元に戻します。シャトル関連マネジャーが火曜日（13日）にケネディ宇宙センターに集合し飛行準備完了審査会が開催されます。その席で、STS-95の公式な打上げ日を10月２９日とすることが発表される予定です。
今後のSTS-95打ち上げ準備主要作業予定
| 10月13日 |
飛行準備完了審査会 |
| 10月16日 |
スペースハブ内への一部積荷の早期積込み |
| 10月19日 |
オービタ後方区画閉鎖作業開始 |
| 10月22日 |
飛行に備えてのペイロードベイドアの閉鎖 |
| 10月26日 |
スペースハブへの実験試料などの最終収納 |
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打ち上げカウントダウン開始 |
なお、TCDTの実施の模様は、NASDAデイリーレポートでも紹介しています。
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