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搭載実験装置の概要


タンパク質結晶成長実験・ラットサンプルシェアプログラムで使用する実験装置です。


タンパク質結晶成長実験装置(CMPCG)

タンパク質結晶成長実験装置は結晶成長セル、セルをセットするトレー、インキュベータから構成されます。

結晶成長セル
結晶成長セル

結晶成長セルは、蒸気拡散法を利用してタンパク質結晶を作ります。

結晶セルの中にはタンパク質溶液と沈殿材が注入されています。

 
トレー
トレー

トレーに結晶成長セルを搭載し、インキュベータ(恒温糟)に挿入します。

1トレーに最大252セル搭載できます。

 
インキュベータ(恒温糟)
インキュベータ(恒温糟)

挿入されたトレーおよび結晶成長セルの環境温度を20℃に制御します。

1台に最大4枚のトレーを挿入できます(最大1008セル搭載可能)。

図写真提供:アラバマ州立大学バーミングハム校/スペースハブ社

動物飼育装置
動物飼育装置

装置の上部のカバーから観察および撮影を行うことができます。

動物飼育装置内に白熱灯が4つ装着されており、12時間毎の明暗サイクルが設定されています。

ラット用の餌料は、装置内部の4つのトレーに配置されます。

 

最終更新日:2002年6月3日

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