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生物学上重要な超分子タンパク質の微小重力環境を利用した高品質結晶化

研究者三木 邦夫(教授)
研究機関京都大学大学院理学研究科

実験内容
タンパク質複合体を宇宙環境で結晶化させ、品質の高い結晶を作ることで、そのタンパク質の精密な立体構造を決定します。対象になるタンパク質は、AhpC とRubisco という生物学的に重要な2 つのタンパク質です。

AhpC は、細胞のガン化、糖尿病、老化をはじめとする多くの病気の主な原因となる過酸化物を、他の酵素よりもはるかに強力な力で分解する機能をもっています。またRubisco は、植物の光合成能力を支配する重要な酵素であり、二酸化炭素(CO2 )分子を捕獲して生命維持に必要な化合物に取り込ませる機能を持っています。

これまでの研究の結果、AhpC およびRubisco が超分子(この場合は、分子が10個集まった複合体)を形成しており、この超分子構造によって、過酸化水素(H2O2 )やCO2 などの小さな分子を効率よく取り込む機能が生み出されていることが分かっています。

今回の実験では、この機能をより詳細に調べるために、地上では作ることが難しい高品質の結晶を宇宙環境で作って、AhpC では4Å、Rubisco では3Åを越える高分解能の回折データを測定し、2つの超分子タンパク質の立体構造を精密に解明することを目指します。

この研究により、AhpC の立体構造からは薬剤分子設計による医学的な応用のための貴重なデータを、またRubisco からは、地球環境の保全や人類の食糧確保に役立つ植物種を作り出すための情報を得ることができます。



最終更新日:2002年12月11日

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