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ミール情報 2000年4月28日の状況

源泉:インターネット情報

 最近のミールに関するインターネット情報を以下に要約します。

【有人運用再開】 (源泉:4月6日モスクワAP電、4月17日Mir News)
  • クルー打上げ :
    4月4日(日本時間)ソユーズTM30によりロシア人クルー2名を打上げ。
  • ドッキング  :
    4月6日(日本時間)無人のミール(資金難により昨年8月以降無人で運用)にドッキング。
  • クルー    :
    Sergei Zaletin(コマンダー) Alexander Kaleri(エンジニア)
  • 滞在期間   :
    当初45日間であったが、当局はロシア人俳優のフライトが中止となったため60日間に延長。
  • 主なミッション :
    ミールの商業利用に向けた機器の保守、点検(特に昨年7月に発見された微量な気密漏れ箇所の特定および修理を重視)および科学実験

【プログレス輸送機の打上げ状況】 (源泉:2月1日Russian Today、4月26日Space Daily)
 ミールへの補給物資(水、空気、燃料、実験機器、消耗品など)を搭載したプログレス輸送機の本年の打上げ状況は以下のとおり。
  • 2月1日(日本時間)プログレスM1-1打上げ
  • 4月26日(日本時間)プログレスM1-2打上げ


【気密漏れ箇所の発見/修理】 (源泉:4月20日Mir Corp Press Release)
  • 気密漏れの状況 :
    昨年7月、ミール内で微量の気密漏れが確認されたが、クルーの帰還が近かったこと、その後ミールが無人運用に移行したことなどにより気密漏れ発生箇所の特定はされていなかった。
  • 気密漏れ箇所 :
    4月19日、クルーがスペクトルモジュール*のハッチ付近(プレッシャーゲージまたはhermetic plate connecting cableとの情報有り)から微少な空気漏れの音を確認。
    * 同モジュールは、1997年にプログレス輸送機との衝突事故で損傷し、気密漏れを起こしたままになっており、現在も電源ケーブルなどを通せるよう改良したハッチにより他の与圧モジュールから隔離されている。
  • 修復作業    :
    シーリング(sealing plug)を施した結果、ミール内の空気は安定しているとのこと。


【ミールの通信事情】 (源泉:4月4日、17日Mir News)
 ロシアはミール-TsUP専用の通信衛星を所有しておらず、ミールとの通信はロシア連邦およびカザフスタン共和国内の追跡基地に依存しており、通信事情は良好とは言い難い状態とのこと。
 ロシアは昨年まで米国の追跡基地(White Sands、DrydenおよびWallops)の支援を受けていたが、ミールの運用延長に米国が不満を持っているため、現在は支援を受けられない模様。
 今夏ロシアは通信衛星Altair-3の打上げを計画しているが、同衛星はISS(サービスモジュール)用の衛星であるため、ミールが利用できるかは不明とのこと。
 尚、Altair-3の通信機器は、Luch-1などと同様であるため、技術的にはミールへの利用は可能とのこと。

【今後の運用について】
(源泉:4月10日Russian Space Monitor、4月12日Russia Today、4月26日Space Daily)
  • 4月7日エネルギア社とMir Corp(別添参照)が2000年後半のミール運用方針について合意。
  • Mir Corp代表Jeffrey Manber氏は、本年末までのミール運用には約$40M必要となると発言。
  • Mir Corpは9月以降のミール利用として、宇宙からのデータや画像をインターネットにより配信することなどを計画しており、次期クルーの打上げは9月を予定していると発言。
  • プーチンロシア大統領代行は、4月12日クレムリンで開催された宇宙飛行士との会合で、ISSへの責任は遂行していくが、国内産業(national industry)が優先であるとし、2001年度もミールへの予算が計上されるであろうと発言。
  • 4月26日ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)コプチェフ長官は、ミールの8月以降の運用について、民間資金の獲得ができない場合は、10月にミールをデオービットすると発言。


【Mir Corp.について】
 会社概要は以下のとおり。
  • 構成
    President: Jeffrey Manber (元エネルギア社ディレクター)
    Senior Vice President-Business Development: Andrew Eddy (元CSA職員)
    Board: Yuri Semenov (Chairman:エネルギア社長)
    Walt Anderson (Vice Chairman:民間投資家)
    Chirinjeev Kathuria (民間投資家)
    Valeri Ryumin (ロシア宇宙飛行士)
  • 設立
    民間投資家のWalt Anderson氏、国際非政府宇宙開発基金(FINDS)代表のRick Tumlinson氏およびロシアのエネルギア社が共同で1999年12月に設立。
  • 拠点
    米国との軋轢を避けるため、オランダのアムステルダムを拠点。
  • 資本所有率
    エネルギア社が60%を保有し、残りの40%は投資家が保有。
    また、同社は、2001年第3、4四半期の株式公開を目指しているとのこと。
  • ミール利用目的
    同社は、広告、通信・放送、民間研究、薬品研究、宇宙旅行などへのミール利用を計画している。


最終更新日:2002年6月20日

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