− ミール有人運用再開に向けたクルーの打上げに成功 − 源泉:4月4日付モスクワ発AP電、カザフスタン発ロイター電
4月4日付モスクワ発AP電、カザフスタン発ロイター電によると、日本時間の4月4日(火)午後2時01分、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地より、ミールの有人運用再開(ミールは昨年8月以降無人運用を続けている)へ向けたロシア人飛行士2名の打上げが成功裡に実施されたとのことです。
記事概要を以下に記します。 ○ 打上げ日時: 日本時間4月4日午後2時01分 ○ 射場: カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地
○ 打上げロケット: ソユーズロケット ○ クルー: ロシア人クルー2名 (Sergei Zalyotin、Alexander
Kaleri) なお、ロシア人俳優の搭乗は、映画会社との資金調整が不調に終わり、キャンセルされたとのこと。 ○ ミールとのドッキング予定日:
4月6日(木) ○ ミッション期間: 45日間(最短の場合) ○ 主要ミッション: 有人運用再開に向けたミールの保守作業、特に昨年7月に最後のクルーが帰還する際に発見された気密漏れ箇所の特定が試みられる模様。
○ ミールの状況: 有人運用再開に向けたプログレス輸送機(水、空気等の補給物資を搭載)は、2月1日にバイコヌール宇宙基地より打ち上げられ、ミールとのドッキングに成功。 また、節電のため電源が落とされていたメインコンピュータは3月中旬に再立ち上げされ、正常に作動している模様。
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