源泉:1月18日付United Press International、
1月20日付Florida Today経由モスクワAP電、1月20日付モスクワロイター電、 1月20日付Itar-Tass通信 インターネットNews
webに、ミール運用継続およびサービスモジュールの打上げ時期に関する記事が掲載されていました。 記事概要は以下の通りです。 ○ ミール運用継続
- インターネットNews webが伝えるところによると、ロシア政府は20日(木)、ミール運用を本年8月まで延長する計画を正式に承認したとのこと。
- ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)コプチェフ長官はロシア政府との会合後の記者会見で、以下のように語ったとのこと。
- ミールの運用延長はISS計画に影響ない。
- 8月までのミールの維持費を750Mルーブルと見積もっており、これらは民間資金で賄われることになる。
- ミールの運用を8月まで延長すると、その間に2機のプログレス輸送船と1機のソユーズ有人宇宙船およびそれらを打ち上げる3機のロケットが必要となるが、これらの総コストを$18M〜$19Mと見積もっている。
- 今後の予定として、ミールへのプログレス輸送船の打上げを2月1日、クルーの打上げを3月末または4月初めに予定、4月以降、2機目のプログレス輸送船の打上げを計画している。
- 3月末または4月初めに打ち上げられるクルーのミッション期間は、45日〜72日間を想定している。
- 8月以降のミール運用に関しては、8月以前にロシア政府により判断が下される予定。
- 1月18日付United Press International(UPI)によると、プログレス輸送船の打上げ(2月1日予定)に先だって、ミールのコンピュータの再起動および電気系システムのチェックが行われるとしている。
○ サービスモジュールの打上げ時期 - コプチェフ長官は同記者会見において、サービスモジュール(SM)の打上げ時期に関して、本年7月末に打上げを計画していると語ったとのこと。
- また、SM打上げ後、ISSへの3フライト(フライト2R、2機の補給フライト)を本年末までに打ち上げる計画であると語ったとのこと。
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