ほ乳類の繁殖における宇宙環境の影響

公開 2020年3月17日

若山 照彦 WAKAYAMA Teruhiko

山梨大学 生命環境学部 生命工学科 教授

Space PupEffect of space environment on mammalian reproduction

解析中
宇宙利用/実験期間 2013年 ~
研究目的 ほ乳類の生殖細胞が宇宙空間で長期間保存可能かどうか検討し、将来人類も含めたほ乳類が宇宙で繁栄できるか確かめます。
宇宙利用/実験内容 地上で凍結乾燥させた精子を宇宙に運び、冷凍庫で一定期間保存した後、地上に持ち帰り顕微鏡下で授精を行ないます。そして宇宙保存精子による受精率、放射線による影響、DNAの修復率、初期発生の正常性、および最も重要な子ネズミの出産率を調べます。
期待される利用/研究成果 本研究の成果は、繁殖学や畜産の分野で重要なテーマとなる良質な肉や毛を持つ家畜の繁殖や有益な実験動物の種の保存など、生殖細胞の保存に応用できます。また、本研究において、宇宙での生殖細胞の保存が可能であることが証明できれば、宇宙空間あるいは月面などの、遺伝資源の究極的な保管場所としての可能性が広がります。
研究論文
雑誌名
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 22 May 2017
論文名
著者名
Wakayama S, Kamada Y, Yamanaka K, Kohda T, Suzuki H, Shimazu T, Tada MN, Osada I, Nagamatsu A, Kamimura S, Nagatomo H, Mizutani E, Ishino F, Yano S, Wakayama T.
DOI
10.1073/pnas.1701425114.
詳細

関連リンク


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室
お問合せ

きぼう利用ネットワーク

「きぼう」利用や宇宙実験に関する最新情報をお届けします。「きぼう」利用や宇宙実験に興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

  • きぼう利用ネットワーク
  • きぼう利用ネットワークTwitter
  • メンバー登録フォーム
  • メンバー情報変更・登録解除フォーム