微小重力環境を活用した立体臓器創出技術の開発

公開 2020年3月17日

谷口 英樹 TANIGUCHI Hideki

Space OrganogenesisDevelopment of advanced 3D organ culture system utilizing microgravity environment

準備中
宇宙利用/実験期間 2020年 ~
研究目的 宇宙空間における微小重力では沈降や対流などが無く、細胞を三次元的に展開させることにおいて有利であると考えられます。その環境を活用することによって、iPS細胞を用いたヒト器官原基創出法を発展させ、大血管を付与した立体臓器の創出を目指した基盤技術開発を行うことを目的とします。
宇宙利用/実験内容 地上において、ヒト由来のiPS細胞から分化させた肝前駆細胞、血管内皮細胞、間葉系幹細胞から作製した肝臓の原基となる肝芽を作製し、血管様構造体と共に封じ込めた培養容器を「きぼう」に打ち上げます。「きぼう」内に設置されたインキュベータ内で肝芽を所定の期間培養を行ったのち、地上に回収し、その成長の違いなどを地上で培養した対照群と比較し、臓器原基成長における重力の影響について解析を行います。
期待される利用/研究成果 宇宙実験で得られた研究結果を通じて、(1)再生医療等製品の実用化に必須であるヒト立体組織の保存技術・輸送への応用、(2)大血管が付与された新規ヒト臓器の作製のための技術基盤が構築され、移植医療・再生医療への応用開発が可能であることを提示、(3)地上における模擬微小重力環境を活用した新規三次元培養装置の開発等、ヒト臓器製造の技術革新の加速、等が期待されます。

関連トピックス

詳細
タイトル サイズ ID
微小重力環境を活用した立体臓器創出技術の開発 [ pdf: 144.3 KB] 70667
タイトル サイズ ID
微小重力環境を活用した立体臓器創出技術の開発 [ pdf: 144.3 KB] 70667

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室
お問合せ

きぼう利用ネットワーク

「きぼう」利用や宇宙実験に関する最新情報をお届けします。「きぼう」利用や宇宙実験に興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

  • きぼう利用ネットワーク
  • きぼう利用ネットワークTwitter
  • メンバー登録フォーム
  • メンバー情報変更・登録解除フォーム