インクリメント64

公開 2020年10月15日

インクリメント64期間

2020年10月21日~2021年4月9日

インクリメント64キーメッセージ

新たなプラットフォームの礎構築と探査に向けたシームレスな研究拡大
~有人宇宙滞在/探査技術の獲得と利用サービス拡充向け技術実証の最前線~

インクリメントマネージャ紹介

井上夏彦
インクリメント64マネージャ

インクリメント64を担当する井上夏彦です。インクリメント61/62に引き続き、2回目のインクリメントマネージャを拝命することとなりました。

きぼう利用はインクリメント毎に様々な特徴や見所があることをご存じでしょうか?
前回担当したインクリメント61/62ではキーメッセージとして「長期滞在技術実証の拡大」を掲げました。探査向けの長期滞在技術実証として、「水再生システム実証実験装置(JWRS)」や「大型人工重力発生機を持つ細胞培養装置追加エリア(CBEF-L)」などの新規装置の設置やそれらを用いた実験を行って、キーメッセージに沿った成果だけでなく、日本が先鞭を付けた「きぼうロボットアームを用いた超小型衛星放出(J-SSOD)」や第4回宇宙開発利用大賞(内閣総理大臣賞)を受賞した「小型衛星光通信実験(SOLISS)」など多数の成果を上げることが出来ました。

今回担当するインクリメント64ではキーメッセージとして、「新たなプラットフォームの礎構築と探査に向けたシームレスな研究拡大」を掲げています。中でも、iPS細胞を用いた臓器の立体培養技術へのブレイクスルーが期待される「微小重力環境を活用した立体臓器創出技術の開発(Space Organogenesis)」及び有人探査に向けて微小重力環境下での燃焼性の新しい高精度な予測手法を提供する「火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価(FLARE)」についてはこのインクリメントから開始される新規テーマでもあり、特に重点的に取り組んでいきます。

また、本インクリメントでは野口宇宙飛行士がスペースX社が開発した有人宇宙機「クルードラゴン」の運用初号機に搭乗してISSでの長期滞在を行う予定になっています。滞在期間中には様々なJAXAのミッションに携わり、その映像はインターネットやテレビなどを通じて皆さまに届けられます。「きぼう」で働く、「きぼう」で暮らす野口宇宙飛行士の姿だけでなく、「きぼう」で生まれる成果の数々も皆さまにお届けできるように精一杯努めてまいりますので、お楽しみにお待ち下さい。

利用ミッション(予定)

超小型衛星放出プラットフォーム

船外ポート利用プラットフォーム

新薬設計支援プラットフォーム

  • 高品質タンパク質結晶生成実験
    • 高品質タンパク質結晶生成実験(ロシア打上げ)第3期第7回【JAXA PCG#18】
    • 高品質タンパク質結晶生成実験(中温、米国打上げ)第4回【JAXA MT PCG#5】
    • 高品質タンパク質結晶生成実験(低温、米国打上げ)第3期第5回【JAXA LT PCG#6】

健康長寿研究支援プラットフォーム

無容器処理技術を利⽤した材料研究への貢献(革新的材料研究⽀援プラットフォーム)

新プラットフォーム形成(細胞医療への貢献に向けた⽴体培養技術の有効性実証)

新プラットフォーム形成(将来有人活動の安全基盤確立に向けた宇宙火災研究(仮))

新プラットフォーム形成(産業応用の促進)

  • きぼう宇宙放送局技術実証【 Space Studio KIBO 】
  • 新型エンコーダの軌道上実証【 Kibo Avatar-X 】
  • お酒まろやかミッション【 Spirits Maturation 】
  • 東北復興宇宙ミッション2021【 TOHOKU2021 】

宇宙医学

国際協力・STEM教育

  • アジア小規模植物成長観察実験【 Asian Herb in Space 】

科学研究促進(生命医科学)

科学研究促進(物質・物理科学)


  • 利用ミッションは、「きぼう利用戦略」の具体的取り組みの分類に基づいたマッピング(図1)を基に優先順位を定めています。
図1 インクリメント64利用ミッションの「きぼう利用戦略の具体的取り組み」マッピング

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室
お問合せ

きぼう利用ネットワーク

「きぼう」利用や宇宙実験に関する最新情報をお届けします。「きぼう」利用や宇宙実験に興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

  • きぼう利用ネットワーク
  • きぼう利用ネットワークTwitter
  • メンバー登録フォーム
  • メンバー情報変更・登録解除フォーム