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スペースシャトル「ディスカバリー号」は、NASAケネディ宇宙センター(KSC)の39A発射台より打ち上げられます。
打上げ後、オービタは以下の流れで初期軌道に投入されます。
約2分後 ↓ |
固体ロケットブースタ(Solid Rocket Booster: SRB)の分離 |
約8分30秒後 ↓ |
メインエンジン(Space Shuttle Main Engine: SSME)の停止 |
約8分50秒後 ↓ |
外部燃料タンク(External Tank: ET)の分離 |
約40分後 | 軌道制御システム(Orbital Maneuvering System: OMS)のエンジンを噴射し初期軌道に投入 |
上昇時には、ETに設置したテレビカメラからリアルタイムの映像が送られます。
ET分離時には、オービタの腹部に装備したデジタルカメラのほか、クルーが手持ちのビデオカメラとデジタルカメラを使ってET分離後の撮影を行います。映像は、断熱材の剥離の有無を確認するために非常に重要なデータであるため、軌道投入後、直ちに地上へ送信され解析されます。
打上げ約45分後より、船内を打上げ時の状態から軌道上運用状態へ変更する作業や、与圧服(オレンジスーツ)から普段着への着替えなどが行われます。
また、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)ドアを開放し、ラジエータパネルを展開します。Kuバンドアンテナを展開・起動することで、映像や大容量のデータを地上に送信することができるようになります。
ペイロードベイドアの開放に伴い、ペイロードベイに搭載された「きぼう」日本実験船外実験プラットフォーム、船外パレットの機器の温度低下を防ぐために、スペースシャトルからヒータ電力を供給します。
初日は打上げの約6時間後に就寝します。
(画像は全てNASA提供)
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