━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「きぼう」打上げミッションメールマガジン第41号 平成20年6月12日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「きぼう」最新情報━ ●○●○----------------------------------------------------------------- STS-124(1J)ミッション 飛行12日目 -----------------------------------------------------------------●○●○ 星出宇宙飛行士らを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」は、6月11日午後8 時42分に国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、帰還の途に就きました。ディス カバリー号がISSにドッキングしていた期間は8日と17時間39分でした。 分離後、ISSの周囲を縦方向に1周するフライアラウンドを実施し、今回のミッション で「きぼう」日本実験棟船内実験室とロボットアームが取り付けられたISSを、写真 とビデオで撮影しました。 また、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)とスペー スシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を使用 した、スペースシャトルの強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)パネ ルの後期点検が行われました。 ●JAXAデイリーレポート 飛行12日目 http://kibo.jaxa.jp/mission/1j/news/jaxa_report/jaxarep_fd12.html ------------------------------------------------------------------------- ★OBSSによるスペースシャトルのRCCパネルの後期点検 センサ付き検査用延長ブーム(OBSS)とスペースシャトルのロボットアーム(SRMS) を使用して、スペースシャトルの強化炭素複合材(RCC)パネルに損傷がないか確認 するために、点検が行われました。 今回のミッションでは、飛行2日目にOBSSを使用した熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検を行っていないため、この日の後期点検が一番詳細 な点検となりました。 検査データは地上に送られ、地上の技術者により、帰還に問題ないかどうか分析され ます。 ------------------------------------------------------------------------- ★本日の星出宇宙飛行士 星出宇宙飛行士は、オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)へのセンターライン・カメラの設置など、分離に向けた作業を行いました。ま た、分離時の映像やOBSSによるスペースシャトルの検査データのダウンリンクなどを 行いました。 星出宇宙飛行士ら7人のクルーは、6月12日午前8時32分に就寝しました。起床は6月12 日午後4時32分の予定です。 ------------------------------------------------------------------------- ★明日(飛行13日目)の予定 飛行13日目、クルーの休息がとられるほか、クルーが全員参加するNASA広報イベント が行われます。 ●飛行スケジュール13日目 http://kibo.jaxa.jp/mission/1j/mission/schedule/fd13.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ※特に断りのない限り、日時は日本時間です。 「きぼう」日本実験棟 http://kibo.jaxa.jp/ モバイルサイト http://iss.mobile.jaxa.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 問い合わせ先: 宇宙航空研究開発機構 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター ホームページ http://iss.jaxa.jp/ ※受信アドレスの変更、登録解除は、 http://www.jaxa.jp/pr/mail/index_j.html (携帯可)から行えます。