飛行14日目(2)
STS-111NASAステータスレポート#28
ジョンソン宇宙センター
2002年 6月 18日(火) 正午(米国中部夏時間)
2002年 6月 19日(水) 午前2時(日本時間)
フロリダ州ケネディ宇宙センター付近の2日続きの雨と雷雨のために、フライト・コントローラたちは本日もエンデバー号の帰還を中止しました。
ヒューストンのミッション・コントロール・センターは、エンデバー号のクルーメンバー、コマンダーのケネス・コックレル、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のフィリップ・ペリンとフランクリン・チャン-ディアズ、そして第4次長期滞在クルーのユーリー・オヌフリエンコ、カール・ウォルツ、ダニエル・バーシュに、米国中部夏時間6月18日午前9時35分(日本時間6月18日午後11時35分)に、2度目の帰還延期を伝えました。
6月17日にも同じような天気のため、帰還を延期しています。6月19日にはケネディ宇宙センターへは2回、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地には3回の着陸機会があります。両着陸地点の天候は改善すると予報されています。エンデバー号には、必要であれば6月20日まで軌道に留まることのできる消耗品が搭載されています。
ケネディ宇宙センターへの最初の着陸機会では、午前8時44分(同6月19日午後10時44分)に軌道離脱噴射を実施し、午前9時53分(同6月19日午後11時53分)に着陸します。2度目の機会では午前10時19分(6月20日午前0時19分)に軌道離脱噴射、午前11時27分(同6月20日午前1時27分)に着陸となります。
エドワーズ空軍基地への3回ある着陸機会の1回目は午前11時50分(同6月20日午前1時50分)に軌道離脱噴射で午後12時58分(同6月20日午前2時58分)に着陸、2回目は午後1時27分(同6月20日午前3時27分)に軌道離脱噴射で着陸は午後2時33分(同6月20日午前4時33分)、3回目は午後3時6分(同6月20日午前5時6分)に軌道離脱噴射で午後4時11分(同6月20日午前6時11分)に着陸となります。
エンデバー号のクルーは6月18日午後5時23分(同6月19日午前7時23分)に就寝し、6月19日午前1時23分(同6月19日午後3時23分)に起床する予定です。
国際宇宙ステーション(ISS)で始まったばかりの第5次長期滞在クルーの生活は、全て順調に進んでいます。コマンダーのワレリー・コルズン、フライト・エンジニアのペギー・ウィットソンとセルゲイ・トレシェフはエンデバー号が運んできた補給品や機材の荷ほどきを引き続きおこなっています。
この次のステータスレポートは6月19日午前(同6月19日午後)に、あるいは何かイベントが発生した時点で発行する予定です。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-28.html
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最終更新日:2002年 6月 19日
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