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飛行14日目(1) STS-111NASAステータスレポート#27 ジョンソン宇宙センター 2002年 6月 18日（火） 午前4時30分（米国中部夏時間） 2002年 6月 18日（火） 午後6時30分 （日本時間） エンデバー号のクルーは、着陸を目指して2日目となる米国中部夏時間6月18日午前2時30分（日本時間6月18午後4時30分）に、この飛行のクルー活動のタイムライン担当者のマット・ガスト（Matt Gast）が演奏する"Sojourner"(逗留者の意味)で起床しました。 フロリダ州ケネディ宇宙センターの降雨と雷雨のため、フライトコントローラたちはエンデバー号の6月17日の着陸機会を見送りました。 エンデバー号のコマンダーであるケネス・コックレル、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト（MS:搭乗運用技術者）のフィリップ・ペリンとフランクリン・チャン－ディアズ、そして第4次長期滞在クルーのユーリー・オヌフリエンコ、カール･ウォルツ、ダニエル・バーシュは、本日（6月18日）はケネディ宇宙センターに着陸する機会が2回あります。最初の機会では午前9時47分（同6月18日午後11時47分）に軌道離脱噴射を実施し、午前10時55分（同6月19日午前0時55分）に着陸します。2回目の機会では軌道離脱噴射が午前11時24分（同6月19日午前1時24分）、着陸が午後12時31分（同6月19日午前2時31分）になります。 着陸地点としてはケネディ宇宙センターが好ましいのですが、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地の着陸施設も本日の着陸に備えます。エドワーズ空軍基地への着陸機会は2回あります。最初の機会では軌道離脱噴射が午後12時54分(同6月19日午前2時54分)で着陸は午後2時2分（同午前4時2分）、2回目では軌道離脱噴射が午後2時32分(同6月19日午前4時32分)で着陸は午後3時38分（同午前5時38分）になります。 天気は、ケネディ宇宙センターはにわか雨と雷雨、エドワーズ空軍基地は突風と予報されており、着陸は困難です。エンデバー号には6月20日まで軌道に滞在できる消耗品が有ります。 エンデバー号のクルーはSTS-111の主要な目的をすべて果たしました。国際宇宙ステーション（ISS）の滞在クルーを交替させ、9,000ポンド（約4,000kg）を上回る機材や補給品をISSに運び、3回の船外活動で、ISSのロボットアーム「カナダアーム2」が将来ISSの組み立てや保守作業で移動するための設備を取り付け、そしてカナダアーム2の手首のロール関節を交換しました。 一方、ISSの第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズン、フライトエンジニアのペギー・ウィットソンとセルゲイ・トレシェフは、エンデバー号が運んだ補給品や機材の荷解きしたりして、引き続き新居の整備をおこなっています。 この次のステータスレポートは着陸後、または何かイベントが発生した時点で発行する予定です。 出典： http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-27.html フォトライブラリ ビデオライブラリ 最終更新日：2002年 6月 19日
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