このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
NASAステータスレポート

飛行12日目(2)
STS-111NASAステータスレポート#24
ジョンソン宇宙センター
2002年 6月 16日(日) 午後4時(米国中部夏時間)
2002年 6月 17日(月) 午前6時(日本時間)



本日は、エンデバー号では月曜日に予定しているケネディ宇宙センターへの帰還の準備をおこないました。今回の飛行は490万マイル(約788万km)に及ぶことになります。

コマンダーのケネス・コックレル、パイロットのポール・ロックハート、そしてフライト・エンジニアのフランクリン・チャン-ディアズは、3基あるエンデバー号の油圧装置の1つを稼働させてエンデバー号の全ての空力制御翼をテストし、また軌道姿勢制御ジェットのテスト噴射を実施しました。その他のメンバー、CNES(ヨーロッパ宇宙機関)のフィリップ・ペリンと先の第4次長期滞在クルーメンバーのユーリー・オヌフリエンコ、カール・ウォルツ、ダニエル・バーシュは、明日の着陸に備えて引き続き装置や道具などを収納しました。

エンデバー号が6月17日にケネディ宇宙センターに着陸する機会は2回あります。最初の機会は米国中部夏時間6月17日午前10時51分(日本時間6月18日午前0時51分)に軌道制御システム・エンジンによる軌道離脱噴射を実施し、午前11時59分(同午前1時59分)に着陸します。悪天候のため最初の機会が利用できなかった場合は2回目の機会があり、このときは軌道離脱噴射を6月17日午後12時30分(同6月18日午前2時30分)に実施し、午後1時36分(同午前3時36分)に着陸することになります。6月17日は滑走路の3マイル(約5km)以内に雲と降雨が予報されていますが、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地へは支援は要請されていません。エンデバー号には十分な量の消耗品が残っていますので、必要ならば6月20日まで軌道に留まることができます。

オヌフリエンコとバーシュとウォルツは本日午後、ウォルツの出身地であるクリーブランドのフォックスニュース社とWOIO-TV、そしてバーシュの出身地であるニューヨーク州ヴェスタルのWICZ-TVのインタビューを受ました。3人は本日の父の日のお祝いを述べ、宇宙で過ごした193日間について話しました。予定どおり6月17日に着陸すると、オヌフリエンコとバーシュとウォルツは宇宙に194日間滞在したことになります。

さて、国際宇宙ステーション(ISS)では第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズン、ペギー・ウィットソンとセルゲイ・トレシェフ両フライト・エンジニアが、新居を片付けたり、エンデバー号で運ばれた備品や機器の一部の荷ほどきをしたりして1日を過ごしました。また本日は数時間の自由時間を過ごしました。

エンデバー号のクルーは午後7時23分(同6月17日午前9時23分)に8時間の睡眠に入り、6月17日午前3時30分(同6月17日午後5時30分)に起床してケネディ宇宙センターへの帰還の準備に取りかかります。

この次のステータスレポートは6月17日午前(同6月17日午後)に、あるいは何かイベントが発生した時点で発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-24.html
フォトライブラリ
ビデオライブラリ


最終更新日:2002年 6月 17日

JAXAトップページへサイトポリシー