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NASAステータスレポート

飛行11日目(2)
STS-111NASAステータスレポート#22
ジョンソン宇宙センター
2002年 6月 15日(土) 午後4時(米国中部夏時間)
2002年 6月 16日(日) 午前6時(日本時間)



国際宇宙ステーション(ISS)の第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズン、フライト・エンジニアのペギー・ウィットソンとセルゲイ・トレシェフは、今朝エンデバー号が出発したので、本日は3人だけで過ごしています。

第4次長期滞在クルー、STS-111のクルー、第5次長期滞在クルーが互いに最後の挨拶を交わした後、米国中部夏時間6月15日午前7時23分(日本時間6月15日午後9時23分)に両宇宙船間のハッチが閉鎖されました。圧力と気密漏れの一連のチェックが完了すると、エンデバー号はカザフスタン西部上空を飛行中の午前9時32分(同午後11時32分)に、静かにISSから分離しました。

エンデバー号がISSを出発するとき、ウィットソンは「第4次長期滞在クルーの出発、エンデバー号の出発」と言いながら鐘を鳴らしました。ユーリー・オヌフリエンコとカール・ウォルツとともにISSで181日間を過ごしたダニエル・バーシュは、「ペギー、穏やかな航海を」と応えました。ISSの周囲を1回と4分の1周するフライアラウンドが終わると、パイロットのポール・ロックハートは午前11時15分(同6月16日午前1時15分)にエンデバー号のエンジンにより、最後の分離の噴射をおこないISSから最終的に離れていきました。両宇宙船は現在315マイル(約507km)離れており、その距離は地球1周毎に40マイル(約64km)づつ長くなっています。

共同作業で忙しい1週間を過ごした両宇宙船のクルーは、ご褒美として自由時間をもらいました。エンデバー号のクルーは本日6月15日午後7時23分(同6月16日午前9時23分)に就寝し、6月16日午前3時23分(同6月16日午後5時23分)に起床する予定です。第5次長期滞在クルーは、6月15日午後3時(同6月16日午前5時)に普段よりも長い睡眠に就きました。こうして標準の起床時間にシフトし、6月16日午前1時(同6月16日午後3時)に起床する予定です。

エンデバー号では6月16日は、翌日に予定されているケネディ宇宙センターへの着陸の際に使用するシステムの点検などをおこないます。エンデバー号はオヌフリエンコ、バーシュ、ウォルツを乗せて、6月17日の正午(同6月18日午前2時)前にケネディ宇宙センターに着陸する予定です。

ISSではコルズン、ウィットソン、トレシェフがエンデバー号から搬入された補給品や機材の一部を荷ほどきし、荷物の置き場所を整えたりして、4ヶ月半を予定している滞在に備えます。 3名は6月1日は4時間ほどの休憩をとることにしています。
次のステータスレポートは6月16日午前(同6月16日午後)に、または何かイベントが発生した時点で発行する予定です。








出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-22.html
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最終更新日:2002年 6月 17日

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