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飛行10日目(2) STS-111NASAステータスレポート#20 ジョンソン宇宙センター 2002年 6月 14日（金） 午後5時30分（米国中部夏時間） 2002年 6月 15日（土） 午前7時30分（日本時間） 米国中部夏時間6月14日午前4時30分（日本時間6月14日午後6時30分）前に、エンデバー号の宇宙飛行士たち、コマンダーのケネス・コックレル、パイロットのポール・ロックハート、フランクリン・チャン－ディアズ、フィリップ・ペリン、ダニエル・バーシュ、ユーリー・オヌフリエンコ、そしてカール・ウォルツは、本日は米国の"FlagDay"に敬意を表して米国国歌で起床しました。 エンデバー号の宇宙飛行士フィリップ・ペリンは、6月14日午後3時11分（同6月15日午前5時11分）に、多目的補給モジュール「レオナルド」をエンデバー号の貨物室に無事収納し、STS-111における最後の主要な作業を完了しました。 レオナルドは、微小重力実験装置やグローブボックスを収容する新しい実験ラックなど合計8,062ポンド（約3,628kg）の補給品や機材を国際宇宙ステーション（ISS）に運びました。このラックを使うことによりISSのクルーは振動を遮断しなければならない実験をすることができるようになります。エンデバー号のミッドデッキからも1,000ポンド（約450kg）以上の機材がISSに搬入されました。 レオナルドはいくつかの科学実験のほか、4,667ポンド(約2,100kg)のISSで不要となった機材や物品を持ち帰ります。また1,000ポンド（約450kg）の機材もエンデバー号のミッドデッキに搭載して持ち帰ります。 本日は、エンデバー号の軌道制御用のジェットを使い、ISSの高度を約4マイル（約6.4km）上昇させました。これは、この飛行の3回目で最後のリブースト制御です。3回のリブースト制御の合計でISSの高度は約6マイル（約9.6km）高くなりました。 6月15日早朝6時30分（同6月15日午後8時30分）に、互いに最後の挨拶を交わした後、両宇宙船間のハッチは閉鎖されました。それからおよそ3時間後、エンデバー号のクルー、ケネス・コックレル、ポール・ロックハート、フランクリン・チャン－ディアズ、ペリン、ダニエル・バーシュ、ユーリー・オヌフリエンコ、カール・ウォルツは、第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズン、フライトエンジニアのペギー・ウィットソンとセルゲイ・トレシェフを後に残してISSから分離する予定です。第5次長期滞在クルーはこれから4ヶ月半ISSに滞在し、ISSの組み立てと科学研究を引き続きおこないます。 エンデバー号とISSの全システムは正常に作動しており、両宇宙船は90分で240マイル（約386km）の軌道を周回しています。 この次のステータスレポートは6月15日午前（同6月15日午後）に、または何かイベントが発生した時点で発行する予定です。 出典：http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-20.html フォトライブラリ ビデオライブラリ 最終更新日：2002年 6月 17日
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