このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
NASAステータスレポート

飛行9日目(1)
STS-111NASAステータスレポート#17
ジョンソン宇宙センター
2002年 6月13日(木)午前 5時(米国中部夏時間)
2002年 6月13日(木)午後 7時(日本時間)



本日、エンデバー号の宇宙飛行士フィリップ・ペリンとフランクリン・チャン-ディアズは、不具合のある手首の関節を交換してロボットアームの機能を完全に回復させるため、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームに外科手術をほどこします。

「カナダアーム2」は今年の3月に、7つの関節を持つロボットアームに指示を伝達する、2系統ある電力とデータ通信用のチャンネルの片方で、電気的な不具合が発生していました。これは、回路のショートが原因でロボットアームの主系統のチャネルに誤ったコマンドが送出され、ブレーキが誤作動してしまったものと結論づけられています。バックアップのチャネルは正常に作動しています。ソフトウェアを改修することでロボットアームはスムーズに作動してきたのですが、不具合のある手首関節の交換作業がSTS-111に追加されました。

エンデバー号の中では、パイロットのポール・ロックハートが7時間を予定している船外活動の指揮をとり、コマンダーのケネス・コックレルはエンデバー号のロボットアームを使って、船外活動の状況をテレビ撮影します。ISSの中ではエンデバー号の宇宙飛行士ダニエル・バーシュと第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズンが、新しい関節を取り付けたロボットアームを点検します。第5次長期滞在クルーのフライト・エンジニアのペギー・ウィットソンとセルゲイ・トレシェフは終日荷物の運搬作業をおこないます。

カナダアーム2のそれぞれの関節は、6本のボルトと電力とデータ通信用のケーブルを取り付けるもう1本のボルトで固定されています。船外活動宇宙飛行士は最初の作業として、カナダアーム2の手に相当するラッチング・エンドエフェクタ(LEE)を取り外します。不具合のある手首のロール関節はアームの先端に残ります。次に、手首のロール関節を取り外し、ペリンがエンデバー号の貨物室に運んで、交換用の新しい関節の隣に仮置きします。チャン-ディアズは新しい関節を打上げ用のキャリアから取り外すのを手伝い、ペリンはこれをカナダアーム2のところに運びます。ふたりはロボットアームの先端で新しいロール関節と手首のヨー関節の位置を合わせてから6本のボルトを締め付け、最後に電力とデータ通信用のケーブルを接続するボルトを締め付けます。それからLEEを元通りに取り付け、カナダアーム2の電源を再度投入します。

エンデバー号の宇宙飛行士たち、コックレル、ロックハート、チャン-ディアズ、ペリン、バーシュ、ユーリー・オヌフリエンコ、そしてカール・ウォルツは、6月13日午前4時前に、家族からウォルツに贈られたウィリー・ネルソンの"On the Road Again"の曲で起床しました。ウォルツは6ヶ月軌道上に滞在した後、地球に戻ろうとしています。

エンデバー号とISSの全システムは正常に稼働しており、両宇宙船は90分で240マイル(約386km)の高度を周回しています。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-17.html
フォトライブラリ
ビデオライブラリ


最終更新日:2002年 6月 14日

JAXAトップページへサイトポリシー