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NASAステータスレポート

飛行8日目(2)
STS-111NASAステータスレポート#16
ジョンソン宇宙センター
2002年 6月12日(水)午後7時(米国中部夏時間)
2002年 6月13日(木)午前9時(日本時間)



本日、エンデバー号と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは、不要となった物品や機材を地球に持ち帰るために多目的補給モジュール(MPLM)「レオナルド」やエンデバー号のミッドデッキに収納する作業を実施しました。

エンデバー号のクルー、ケネス・コックレル、ポール・ロックハート、フランクリン・チャン-ディアズ、フィリップ・ペリン、ユーリー・オヌフリエンコ、カール・ウォルツ、ダニエル・バーシュ、そして第5次長期滞在クルーのワレリー・コルズン、ペギー・ウィットソン、セルゲイ・トレシェフは共同で、MPLMに収納して地球に持ち帰る物品(4665ポンド(約2,100kg)程度になると予想される)のうちおよそ4,500ポンド(約2,000kg)を搬出しました。エンデバー号のミッドデッキからISSに搬入する予定であった物品は全て搬入され、現在はミッドデッキに持ち帰り品を収納しています。

また本日は、エンデバー号の小型の制御用ジェットを断続的に噴射し、ISSの高度を1マイル(約1.6km)上昇させました。これは3回の実施を予定しているリブースト制御の2回目です。この飛行ではISSの高度を合計6マイル上昇させる予定です。

さらに、予定している3回目で最後の船外活動の手順も点検しました。米国中部夏時間6月13日午前9時43分(日本時間6月13日午後11時43分)にチャン-ディアズとペリンはエアロック「クエスト」から船外に出て、障害を起こしているISSのロボットアーム「カナダアーム2」の、手首のロール関節を交換する予定です。活動時間はおよそ7時間を予定しています。

本日午後にクルーは収納作業を中断して、米国、フランス、カナダを結ぶ合同記者会見に臨み、任務の進捗状況について語りました。

エンデバー号の貨物室のカメラは6月12日午後4時40分(同6月13日午前6時40分)頃、コロラド州の山火事の状況を捕らえました。山火事の煙が240マイル(約386km)の上空からはっきりと確認できました。

エンデバー号とISSの両クルーは6月12日午後8時(同6月13日午前10時)前に就寝し、6月13日午前4時(同6月13日午後6時)前に起床する予定です。両宇宙船は240マイルの高度を90分で周回しており、全てのシステムは正常に稼働しています。

次のステータスレポートは6月13日午前(同6月13日午後)、または何かイベントが発生した時点で発行する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-16.html
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最終更新日:2002年 6月 13日

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