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NASAステータスレポート

飛行8日目(1)
STS-111NASAステータスレポート#15
ジョンソン宇宙センター
2002年 6月12日(水)午前5時30分(米国中部夏時間)
2002年 6月12日(水)午後7時30分(日本時間)



エンデバー号の宇宙飛行士たち、コマンダーのケネス・コックレル、パイロットのポール・ロックハート、フランクリン・チャン-ディアズ、フィリップ・ペリン、ユーリー・オヌフリエンコ、カール・ウォルツ、そしてダニエル・バーシュは、ペリンのために家族が選曲したピーター・グリーナウェイ(Peter Greenaway)の "Chasing Sheep is Best Left to Shepherds"で米国中部夏時間6月12日午前4時30分(日本時間6月12日午後6時30分)に起床しました。このウェイクアップコールで国際宇宙ステーション(ISS)へのエンデバー号による補給、組み立て保守の8日目の任務が始まりました。

6月12日午前1時55分(同6月12日午後3時55分)にウォルツは、シャノン・ルーシッドの持つ5回の宇宙飛行で合計223日になる米国の宇宙滞在記録を更新しました。また、昨夜6月11日午後9時19分(同6月12日午前11時19分)にウォルツとバーシュは、ルーシッドの持つ188日間という1回の宇宙飛行による米国の宇宙滞在記録を更新しました。

本日は、第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズンと、ペギー・ウィットソンおよびセルゲイ・トレシェフ両フライト・エンジニアたち10人の米露の宇宙飛行士は、不要となって地球に持ち帰る機材や物品を、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)に搬入する作業を引き続き実施します。第4次、第5次両滞在クルー間の引継ぎ作業もおこなわれます。

また、6月13日に予定している3回目で最後の船外活動の手順も点検します。チャン-ディアズとペリンは、この船外活動でISSのロボットアーム「カナダアーム2」の不具合のある手首ロール関節の交換をおこないます。

記者たちは6月12日午後(同6月13日午前)の記者会見で、米国、フランス、カナダから、任務の進捗状況についてISSとエンデバー号のクルーに質問する機会を与えられます。

3回の実施が予定されているリブーストの2回目が6月12日遅くにエンデバー号のジェットを使用して実施されます。これは、ISSが周囲の大気との摩擦で自然と高度が下がるため、下がった分の高度を上げるよう実施するものです。

両宇宙船は240マイルの高度を90分で周回しており、全てのシステムは正常に稼働しています。

次のステータスレポートは6月12日午後(同6月13日午前)、または何かイベントが発生した時点で発行する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-15.html
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最終更新日:2002年 6月 13日

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