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NASAステータスレポート

飛行3日目(1)
STS-111NASAステータスレポート#4
ミッション・コントロール・センター
2002年 6月 7日(金)午前5時30分(米国中部夏時間)
2002年 6月 7日(金)午後7時30分(日本時間)


本日の国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに向けて、エンデバー号のクルーはISSに接近を続けており、新たなISS滞在クルーの3人はISSの指揮権を引き継ぐ準備をしています。

コマンダーのケネス・コックレル、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のフィリップ・ペリンとフランクリン・チャン-ディアズ、及び第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズン、フライト・エンジニアのペギー・ウィットソンとセルゲイ・トレシェフは、米国中部夏時間6月7日午前4時30分(日本時間6月7日午後6時30分)直後に、ウィットソンのために選曲されたLenny Kravitz の"American Woman"で起床しました。

クルーが起床した時点でエンデバー号はISSから900マイル(約1450km)以内に接近していました。ISS及びエンデバー号がオーストラリアの北東沿岸、ニューギニアの南方上空を飛行中の6月7日午前11時17分(同6月8日午前1時17分)の「デスティニー」(米国実験棟)前方ドッキングポートへドッキングを目指しています。ISSでは、第4次長期滞在クルーコマンダーのユーリー・オヌフリエンコ、フライト・エンジニアのカール・ウォルツ及びダニエル・バーシュがエンデバー号クルーと交替要員である第5次長期滞在クルーの到着の準備をします。オヌフリエンコ、ウォルツ、バーシュは現在、宇宙滞在184日目、ISS滞在182日目です。

エンデバー号とISSのドッキングから2時間弱で両機の間のハッチを開き、オヌフリエンコ、バーシュ、ウォルツが仲間を迎え入れて、安全についての説明を行う予定です。それから10人の米露の宇宙飛行士は、機材、補給品、実験機器の輸送を両機の間で開始します。2組のISS滞在クルーは現在ISSにドッキングしている緊急帰還用ソユーズ宇宙船のシートライナーを取り替えます。第5次長期滞在クルーが、彼らのロシア製帰還時用スーツを確認した段階でISSの指揮権は公式に第5次長期滞在クルーに移り、オヌフリエンコ、ウォルツ、バーシュはスペースシャトルのクルーとなります。

エンデバー号とISSの全てのシステムは引き続き良好に機能しています。

.この次のステータスレポートは6月7日午後(同6月8日午前)、または何かのイベントが発生した時点で発行する予定です。

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-04.html
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最終更新日:2002年 6月 11日

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