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飛行2日目(1) STS-111NASAステータスレポート#2 ミッション・コントロール・センター 2002年 6月 6日(木)午前7時30分(米国中部夏時間) 2002年 6月 6日(木)午後9時30分(日本時間) エンデバー号は米国中部夏時間6月7日(日本時間6月8日)に予定されている国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに向けて接近しており、ISS上の第4次長期滞在クルーは本日は交代要員の到着のための準備をします。 エンデバー号ではコマンダーのケネス・コックレル、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のフィリップ・ペリンとフランクリン・チャン-ディアズ及び第5次長期滞在クルーコマンダーのワレリー・コルズン、フライト・エンジニアのペギー・ウィットソンとセルゲイ・トレシェフが6月 6日午前6時32分(同6月 6日8時32分)にWill Smithの曲"Gettin' Jiggy Wit It,"で起床しました。この曲はまもなくISSで指揮を執るコルズンのために選曲されました。 第4次長期滞在クルー、コマンダーのユーリー・オヌフリエンコとフライト・エンジニアのカール・ウォルツとダニエル・バーシュは現在宇宙滞在183日目、ISS滞在181日目で、6月17日(同6月18日)に軌道上での6ヶ月の滞在を終えてエンデバー号で地球に帰還する予定です。 6月7日(日本時間6月8日)のドッキングに向けて、ペリンとチャン-ディアズは、エンデバー号がISSに最終接近する間のISSのドッキング機構の映像をコックレルに提供するためのセンターライン・カメラの準備を行い、ドッキングシステム・リングのテストを行う予定です。コックレルとロックハートは、スペースシャトルの軌道制御用噴射装置を噴射してエンデバー号の高度を上昇させてISSに接近させます。この噴射によりエンデバー号は6月7日の午前(日本時間6月8日未明)までにISSの後方約46マイル(約74km)に近づく予定です。 コックレルとペリンはスペースシャトルのロボットアームを起動させて、ロボットアーム上のカメラを使いペイロードベイ(貨物室)の搭載物を確認します。搭載物には、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)、モービル・ベース・システム(MBS)、交換用の「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)の手首ロール関節、及び「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)のデブリ・パネルが含まれています。今回のミッション中に計画されている3回の船外活動の中で、チャン-ディアズとペリンがこれらの取り付けます。本日、この二人は来週ISSの「クエスト」(エアロック)から船外に出るために使用する宇宙服の準備を行います。 本日昼前、コックレルとチャン-ディアズは、コスタリカの大統領アベル・パチェコ及びふたつのヒスパニック系テレビ局のレポーターと生中継で会話をする予定です。コスタリカ生まれのチャン-ディアズは、昨日開始されたミッションが7回目となり、人類の宇宙飛行回数記録に並びました。この記録は、4月にジェリー・ロスがSTS-110ミッションでうち立てたものです。 この次のステータスレポートは6月6日午後(同6月7日午前)、または何かのイベントが発生した時点で発行する予定です。 出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts111/STS-111-02.html フォトライブラリ ビデオライブラリ 最終更新日:2002年 6月 7日
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