このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
NASAステータスレポート

飛行12日目(2)
STS-108NASAステータスレポート#23
ジョンソン宇宙センター
2001年 12月16日(日)午後 4時(米国中部標準時間)
2001年 12月17日(月)午前 7時(日本時間)



エンデバー号のクルーは、米国中部標準時間12月17日(日本時間12月18日)に予定している着陸時に使用する、システムや装置の点検をおこないました。

天候に問題がなければ、エンデバー号は12月17日午前11時55分(同12月18日午前2時55分)に、フロリダ州のケネディ宇宙センターに帰還する予定です。着陸地点での天候はにわか雨の可能性はあるものの、おおむね良好と予報されています。帰還時のフライトディレクタのリロイ・ケインとフライトコントローラたちは、エンデバー号のクルーが飛行制御システムや空力制御翼を点検するのを、ミッションコントロールルームから支援しました。

エンデバー号のクルーは12月16日午前9時(同12月17日午前0時)頃に、スターシャイン(STARSHINE) 2と呼ばれる小型の人工衛星(ミラーボール衛星)を、貨物室の容器から放出しました。26ヶ国、660校の30,000人以上の学生たちが、8ヶ月にわたり地球を周回するスターシャインを追跡します。スターシャインの表面に貼られた845枚の鏡を磨いた学生たちは、自分たちが収集したデータを、地球大気上層部の大気密度を計算するのに利用します。
エンデバー号はミッドデッキに、第3次滞在期間中に国際宇宙ステーション(ISS)で実施したいくつかの実験の成果を搭載して戻ります。この中には、発展型タンパク質結晶成長装置(APCF)、動的に制御されたタンパク質結晶成長装置(DCPCG)、細胞バイオテクノロジー運用支援システム(CBOSS)の細胞サンプルなどがあります。ISS上のCBOSS装置は第4次滞在期間中も運用を続け、卵巣ガンや結腸ガンの細胞や腎臓の細胞の成長実験をおこないます。

エンデバー号での活動は、ケネディ宇宙センターへの着陸準備に切り替えられています。エドワーズ空軍基地への着陸の機会はありますが、コントローラたちは12月17日にエドワーズに着陸することは考えていません。12月17日のケネディ宇宙センターへの最初の着陸機会では、午前10時50分(同12月18日午前1時50分)に軌道離脱噴射を実施し、午前11時55分(同12月18日午前2時55分)に着陸する予定です。2度目の着陸機会では午後0時28分(同12月18日午前3時28分)に軌道離脱噴射、午後1時32分(同12月18日午前4時32分)に着陸となる予定です。

次のステータスレポートは12月17日午前6時(同12月17日午後9時)頃、あるいは何かイベントが発生した時点で発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts108/STS-108-23.html
フォトライブラリ
ビデオライブラリ

最終更新日:2001年 12月 17日

JAXAトップページへサイトポリシー