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NASAステータスレポート

飛行4日目(1)
STS-108NASAステータスレポート#6
ジョンソン宇宙センター
2001年 12月 8日(土)午前7時00分(米国中部標準時間)
2001年 12月 8日(土)午後10時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)とエンデバー号のクルーは、米国時間の今朝の起床により、昨日のドッキング後の最初の丸1日となる共同作業を開始しました。

パイロットのマーク・ケリーとミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のリンダ・ゴドウィンは、ラファエロ多目的補給モジュール(MPLM)をエンデバー号の貨物室から持ち上げ、ISSのユニティ結合モジュールに取り付ける予定です。ケリーは、シャトルのロボットアームでラファエロをゆっくりとシャトルの貨物室から持ち上げ、取り付け場所となるユニティ・モジュールの地球側の結合ポートまで約3時間かけて移動させます。この取り付けは、米国中部標準時間12月8日午後12時39分(日本時間12月9日午前3時39分)頃の予定です。

ケリーがラファエロ・モジュールの取り付け作業を行っている間に、第3次長期滞在クルー(コマンダーのフランク・カルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、フライト・エンジニアのミハイル・チューリン)と第4次長期滞在クルー(コマンダーのユーリー・オヌフリェンコ、フライトエンジニアのカール・ウォルツ、ダニエル・バーシュ)は、彼ら専用に作られたソユーズ宇宙船の座席シートを交換する予定です。ソユーズ宇宙船内に第4次長期滞在クルーの各座席シートが取り付けられ、点検が完了すると、彼らがISSの公式な住人となり、第3次長期滞在クルーは、エンデバー号へ移動し、エンデバー号のクルーとなります。これらのクルー達は、ドッキング期間中に引継ぎを続けます。

ミッションスペシャリストのダニエル・タニは、エンデバー号からISSへの物資の搬入作業行い、コマンダーのドミニク・ゴーリーは、シャトル運用を担当する予定です。

軌道上の3人のコマンダー(ゴーリー、カルバートソン、オヌフリェンコ)は、エンデバー号のパイロットのケリーとともに、12月8日午後3時44分(同12月9日午前6時44分)にISSのデスティニー実験室内でMSNBC、CBSニュース、ジョージア州オーガスタのWAGT-TVとのメディアインタビューを受ける予定です。

エンデバー号の貨物室に搭載されているMACH-1(Multiple Application Customized Hitchhiker-1)に設置されたCAPL(Capillary Pumped Loop Experiment)とPSRD(Prototype Synchrotron Radiation Detector)の2つの実験装置は、実験目的のそれぞれ50%および76%をすでに完了しました。CAPLは、複数の蒸発部を有する熱制御用のキャピラリー・ポンプ・ループの実証試験であり、PSRDは宇宙線のバックグラウンドデータを収集する実験装置です。
次のステータスレポートは12月8日午後6時(同12月9日午前9時)頃に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts108/STS-108-06.html
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最終更新日:2001年 12月 10日

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