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NASAステータスレポート

飛行3日目(2)
STS-108NASAステータスレポート#5
ジョンソン宇宙センター
2001年 12月 7日(金)午後6時00分(米国中部標準時間)
2001年 12月 8日(土)午前9時00分(日本時間)

今日の午後(日本時間の8日午前)スペースシャトル・エンデバー号が国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしたことにより、ISSに新たに3人の住人が到着しました。

第4次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・オヌフリェンコ、フライトエンジニアのカール・ウォルツ、ダニエル・バーシュがエンデバー号のフライトデッキから眺める中、シャトルのコマンダーであるドミニク・ゴーリーは、エンデバー号をISSにゆっくりと結合させました。ドッキングは、イギリス上空を通過中の米国中部標準時間12月7日午後2時3分(日本時間12月8日午前5時3分)に行われました。その直後に、パイロットのマーク・ケリーとミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のリンダ・ゴドウィン、ダニエル・タニは、エンデバー号とISS間のハッチを開ける前に両宇宙機間のドッキング後の機械的なインタフェース点検を行いました。当初、シャトルのドッキングリングとISSのドッキング機構間の位置決めが正しく行われていませんでしたが、2つの宇宙機間の相対的な動きを吸収させることにより、両機は確実に結合され、10人のクルーによる1週間の共同作業が行えるようなりました。

ISS上では、第3次長期滞在クルーのコマンダーであるフランク・カルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、フライト・エンジニアのミハイル・チューリンが、新しい交代クルーが到着して5ヶ月間の滞在が開始するのに立ち会いました。彼らは、宇宙滞在期間119日、ISSへの滞在116日目を迎えました。第3次長期滞在クルーが滞在している期間中にISSを訪れたのは、他には10月に新しいソユーズ帰還船を運んできたクルーだけでした。

エンデバー号とISSのデスティニー実験室間のハッチは、12月7日午後4時42分(日本時間12月8日午前7時42分)に開けられ、10人のクルーが互いに挨拶を交わしました。オヌフリェンコ、ウォルツ、バーシュは、各人専用に製作されたソユーズ宇宙船の座席シートと与圧服の気密チェックを完了させた後、土曜日の午後(日本時間の日曜日午前)には、カルバートソン、ジェジューロフ、チューリンから公式にISSの指揮権を引き継ぐ予定です。

クルー達は、ISSの指揮権の引渡しやエンデバー号で運んできた数トンにおよぶ補給品のISSへの運び込みなど、忙しい一週間を開始しました。土曜日は、ケリーがシャトルのロボットアームを操作してイタリアが開発したラファエロ補給モジュールをエンデバー号の貨物室から持ち上げ、ISSに結合させる作業が主な作業となります。ラファエロがISSに1週間近く結合した状態で荷降しがおこなわれます。クルー達は、12月7日午後10時19分(同12月8日午後1時19分)には就寝し、12月8日午前6時19分(同12月8日午後9時19分)に起床する予定です。
次のステータスレポートは12月8日午前7時(同12月8日午後10時)頃に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts108/STS-108-05.html
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最終更新日:2001年 12月 10日

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