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NASAステータスレポート

飛行3日目(1)
STS-108NASAステータスレポート#4
ジョンソン宇宙センター
2001年 12月 7日(金)午前7時30分(米国中部標準時間)
2001年 12月 7日(金)午後10時30分(日本時間)



国際宇宙ステーション(ISS)の追跡を続けているエンデバー号の7人のクルーは、米国中部標準時間12月7日午前6時21分(日本時間12月7日午後9時21分)に起床しました。12月7日午後2時(同12月8日午前5時)少し前に予定されているエンデバー号とISSのドッキングに備えて、2機の宇宙機は残り765マイル(約1,230km)の距離を徐々につめながらドッキングに備えます。

午前11時44分(同12月8日午前2時44分)頃、シャトルがISSの後方約9.5マイル(約15km)の位置に来る頃に、エンデバー号のコマンダーのドミニク・ゴーリー、パイロットのマーク・ケリー、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のリンダ・ゴドウィン、ダニエル・タニと第4次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・オヌフリェンコ、フライトエンジニアのカール・ウォルツ、ダニエル・バーシュは、最後のランデブー作業に取りかかる予定です。

ISSの後方の位置から、ゴーリーとケリーはエンデバー号のジェットを噴射させてランデブーのための最後の大きな軌道制御を行います。これにより、ドッキングのための最終接近フェーズが開始されます。エンデバー号は、約90分後の次の周回でISSとの残り数マイルの距離をつめていきます。

エンデバー号がISSに接近する際には、ランデブー用のレーダーシステムを使ってISSを追跡し、距離と接近率の情報がをクルーに伝えられます。接近時には、シャトルは4回の小さな軌道調整の噴射を行います。エンデバー号が4回の噴射を行った後、ISSの下側、約1.5マイル(約2.4km)の距離の地点で、ゴーリーはエンデバー号の接近を手動操縦に切り替え、エンデバー号の接近速度を落としてISSの真下600フィート(約182m)の位置へ移動します。ここでゴーリーはISSの前方のドッキング機構にドッキングするために、ISSの周囲に4分の1周の円を描くようにしてエンデバー号をISSの正面にゆっくりと移動させます。

エンデバー号がISSと確実にドッキングし、リークチェックが完了すると、12月7日午後4時(同12月8日午前7時)頃にハッチが開かれ、第3次長期滞在クルーコマンダーのフランク・カルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、それにフライト・エンジニアのミハイル・チューリンは、新しい訪問者を迎えます。

カルバートソン、ジェジューロフ、チューリンは、彼ら専用に作られたソユーズ宇宙船用の座席シートをソユーズ帰還船に取り付け終えた8月13日からISSの滞在を公式に開始しました。公式なISS滞在終了は、この座席シートをエンデバー号に戻し、第4次長期滞在クルーの座席シートをソユーズ宇宙船に設置する12月8日となる予定です。
次のステータスレポートは12月7日午後6時(同12月8日午前9時)頃に発行する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts108/STS-108-04.html
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最終更新日:2001年 12月 10日

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