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NASAステータスレポート

飛行2日目(1)
STS-108NASAステータスレポート#2
ジョンソン宇宙センター
2001年 12月 6日(木)午前 8時(米国中部標準時間)
2001年 12月 6日(木)午後11時(日本時間)



スペースシャトル・エンデバー号の7人のクルーは、米国中部標準時間12月6日午前7時19分(日本時間12月6日午後10時19分)に起床し、宇宙で過ごす最初の1日が始まりました。

クルーコマンダーのドミニク・ゴーリー、パイロットのマーク・ケリー、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のリンダ・ゴドウィンとダニエル・タニ、そして第4次長期滞在クルーコマンダーのユーリー・オヌフリェンコ、フライト・エンジニアのカール・ウォルツとダニエル・バーシュは、バーシュの小学2年生のお嬢さんとクラスメートが歌う"Soul Spirit"と"Put a Little Love in Your Life"の歌声で目覚めました。

クルーは、本日は12月7日午後2時(同12月8日午前5時)頃に予定されている国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングの際に使用する、エンデバー号のシステムの準備をおこないます。また、ロボットアームを起動して12月10日(同12月11日)にゴドウィンとタニが実施する予定の船外活動の際に使用するエアロックや、宇宙服の点検もおこないます。この船外活動は4時間かかる予定で、P6トラスの頂部に取り付けた太陽電池パドルの回転機構の周囲に断熱材を取り付ける作業をおこないます。

船外活動の他にこのミッションでは、ISS滞在クルーを12月8日に交替させ、3トンを越える荷物の移動をおこないます。荷物は第4次長期滞在クルーの食料、補給品や機器などで、「ラファエロ」(多目的補給モジュール)に搭載されています。ラファエロは「ユニティ」(結合モジュール)に取り付けられます。第3次長期滞在クルーの、コマンダーのフランク・カルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、フライト・エンジニアのミハイル・チューリンは8月中旬からISSに滞在しており、エンデバー号で地球に帰還します。

エンデバー号はまた、米国内やヨーロッパ、南アメリカの宇宙機関や学校、大学の実験装置などを多数搭載しています。MACH-1(Multiple Application Customized Hitchhiker-1)の中に設置されたCAPL(Capillary Pumped Loop Experiment)とPSRD(Prototype Synchrotron Radiation Detector)の2つの実験装置は、昨夜クルーが就寝するまでに、実験目的のそれぞれ15%および10%をすでに完了しています。CAPLは熱制御用の2相流体ループの実験装置であり、PSRDは宇宙線のバックグラウンドデータを収集する実験装置です。

次のステータスレポートは12月6日午後6時(同12月7日午前9時)頃に発行する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts108/STS-108-02.html
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最終更新日:2001年 12月 7日

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