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NASAステータスレポート

飛行1日目
STS-108NASAステータスレポート#1
ジョンソン宇宙センター
2001年 12月 5日(水)午後6時(米国中部標準時間)
2001年 12月 6日(木)午前9時(日本時間)



スペースシャトル・エンデバー号は米国中部標準時間12月5日午後(日本時間12月6日午前)、2001年最後のスペースシャトル・ミッションとして打ち上げられ、無事軌道に到達しました。現在エンデバー号は新しい滞在クルーを乗せて国際宇宙ステーション(ISS)に向かっており、帰還時には4ヶ月間宇宙に滞在したクルーを乗せて戻ってきます。

エンデバー号は12月5日午後4時19分(同12月6日午前7時19分)にフロリダ州ケネディ宇宙センターの39-B発射台から打ち上げられました。このときISSはインド洋中部の約250マイル(約402km)上空を飛行していました。エンデバー号は2日後の12月7日(同12月8日)にISSにドッキングし、1週間の作業を開始する予定です。

エンデバー号のコマンダーはドミニク・ゴーリーでパイロットはマーク・ケリー、そしてミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)としてリンダ・ゴドウィンとダニエル・タニが搭乗しています。また、第4次長期滞在クルーとしてコマンダーのユーリー・オヌフリェンコ、フライト・エンジニアのカール・ウォルツとダニエル・バーシュも搭乗しており、軌道上に5ヶ月以上滞在する予定です。

エンデバー号は8月中旬からISSに搭乗していた第3次長期滞在クルーコマンダーのフランク・カルバートソン、パイロットのウラディミール・ジェジューロフ、フライト・エンジニアのミハイル・チューリンを地球に帰還させます。エンデバー号はその他に、3トン以上の食料、補給品、機材なども多目的補給モジュール・ラファエロに搭載してISSに輸送します。

エンデバー号のクルーは、これからの数時間で機器を荷解きして利用可能な状態にし、コンピュータを設定し、ISSに接近するためのエンジン噴射の第1回目を実施します。このエンジン噴射は今後の2日間に定期的に実施されます。エンデバー号のクルーは12月5日午後11時19分(同12月6日午後2時19分)に就寝し、12月6日午前7時19分(同12月6日午後10時19分)に起床する予定です。12月6日は、翌7日のISSへの最終接近およびドッキングの際に使用するエンデバー号の機材やシステムを点検します。ドッキングは12月7日午後2時(同12月8日午前5時)過ぎに予定されています。12月8日には多目的補給モジュールのラファエロがエンデバー号のロボットアームによりエンデバー号の貨物室から取り出され、ISSの結合機構に取り付けられる予定です。12月10日にはゴドウィンとタニは4時間の船外活動を実施し、2基の太陽電池パドルの回転機構の周囲に断熱材を取り付ける予定です。ラファエロは、ミッションの後半でエンデバー号の貨物室に戻されて地球に持ち帰ります。

新しいISSのクルーや補給品以外にもエンデバー号には、米国をはじめとするヨーロッパや南アメリカの宇宙機関や学校、大学の実験装置、それに26ヶ国25,000人の学生が製作に関与した小型の人工衛星などを搭載しています。この次のSTS-108ミッション・ステータスレポートはエンデバー号のクルーの起床後、12月6日午前8時(同12月6日午後11時)頃に発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts108/STS-108-01.html
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最終更新日:2001年 12月 6日

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