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STS-108ミッションで搭載するペイロードのうち主要なものは次のとおりです。 (貨物室) (ミッドデッキ)
エンデバー号の貨物室内でのこれらのペイロードは図のように配置されます。
このUF-1フライトでは、MPLM 2号機の「ラファエロ」が使用され、6Aフライトに続いて2回目の飛行(MPLMとしては4回目)となります。 MPLMに補給品保管ラック(RSR: Resupply Stowage Rack)8台と、補給品保管プラットフォーム(RSP: Resupply Stowage Platform)4台を搭載します。RSRとRSPには主として以下の物品が搭載されます。
RSRとRSPは、補給品を搬入した後、不要品を収納して持ち帰ります。主な回収品目は以下のとおりです。
このフライトでは、LMCにはG-785、SEM-12、G-064、G-730の4つの実験装置が搭載されます。
燻り燃焼は宇宙では更に深刻な事態となります。1G下の地上と微小重力下の宇宙で燃焼の実験を行い、重力の影響を研究します。 この研究により燃焼のメカニズムのコンピュータモデルを作り、宇宙用及び地上用のより安全な製品の開発に役立つことが期待されます。
AMS(AMS-01)は、STS-91で飛行試験がおこなわれていますが、AMS-2はその当時使われていなかった新しい技術を取り入れているため、再度検証することになりました。PSRDにはX線検出装置、シンチレータ望遠鏡が搭載されています。
また、2個の回転式の人工重力(遠心力)発生装置で重力レベルを0~1gの範囲で0.1g刻みで設定することができます。 ADFに搭載できる卵は、ニワトリの卵と日本ウズラの卵で合計36個まで搭載可能です。 本実験では、日本ウズラの卵36個を搭載します。
最終更新日:2003年6月27日
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