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帰還したエンデバー号
写真:NASA HP

 スペースシャトル「エンデバー号」(STS-108/国際宇宙ステーション組立ミッション(UF1))は、米国東部標準時間12月17日午後12時55分(日本時間12月18日午前2時55分)に、フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)に無事帰還し、11日と19時間36分にわたるミッションを終えました。

 宇宙環境の人間への影響を研究する国際共同研究「有人研究(HRF:Human Research Facility)プロジェクト」の一環として宇宙開発事業団が開発し、船内中性子環境の基礎データを取得できる中性子モニタ装置(BBND、2001年3月に国際宇宙ステーションに搭載)が、約8ヶ月間にわたる計測を終了し、今回のUF1フライトで回収されました。
 BBNDのデータは国際宇宙ステーション(ISS)の国際パートナーにも公開され、宇宙飛行士が浴びる放射線を管理する方法を向上するための基礎データとして利用されます。


ミッションの要約についてはこちらをご覧ください。
ミッションの状況についてはこちらをご覧ください。
ミッションのハイライト映像はこちらをごらんください。

ミッション概要
 スペースシャトル「エンデバー号」によるこのSTS-108ミッションはUF-1フライト(利用フライト1:Utilization Flight 1)と呼ばれ、国際宇宙ステーション(ISS)組立てのスペースシャトルによるミッションとしては12回目、ロシアのロケットによる打上げを含めると18回目となります。(注:プログレス補給船のフライト6回は含めていません。)

 UF-1(STS-108)フライトは第3次長期滞在クルーと第4次長期滞在クルーを交代させること、新しい実験機器などをISSに届けると共に、終了した実験機器などを回収することを主たる目的としています。また太陽電池パドルを太陽方向に向ける機構(BGA)の不具合対策のための船外活動(EVA)を1回行いました。さらにこのフライトでは、日本の実験装置として 2001年3月に初めてISSに搭載された中性子モニタ装置(BBND)を回収しました。
 なお、今回のエンデバー号は6,000枚の米国国旗などの物品を搭載して飛行します。これらの国旗は2001年9月11日の同時多発テロ犠牲者の家族や関係者に、哀悼の意を込めて贈呈されます。


STS-108飛行実績
打上日時2001年12月 5日 午後 5時19分(米国東部標準時間)
2001年12月 6日 午前 7時19分(日本時間)
ロンチウインドウ(打上げ可能時間帯) 5分以内
射 場フロリダ州ケネディ宇宙センター(KSC)39B発射台
ISSとの
結合
2001年12月 7日午後 2時 3分(米国中部標準時間)
2001年12月 8日午前 5時 3分(日本時間)
ISSからの
分離
2001年12月15日午前11時28分(米国中部標準時間)
2001年12月16日午前 2時28分(日本時間)
帰還日時2001年12月17日午後 0時55分(米国東部標準時間)
2001年12月18日午前 2時55分(日本時間)
帰還場所フロリダ州 ケネディ宇宙センター(KSC)
フライト期間11日19時間36分
搭乗員/
作業体制
シャトルクルー4名 +ISS滞在クルー3名 計7名/ 1シフト
オービタエンデバー号
軌道高度投入点高度 :約226km (122 nautical miles)
ドッキング高度:約379km (205 nautical miles)
軌道傾斜角51.6度
搭載ペイロード
ペイロードベイ(貨物室)
1)多目的補給モジュール(MPLM2)「ラファエロ」
2)MACH-1(CAPL-3、PSRD、スターシャイン2、SEM、GASなどを搭載。
3)LMC
ミッドデッキISSへの補給品、実験装置(ADF, CBTM)など


 ミッションの内容についてはこちらをご覧下さい。



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