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ISSと「きぼう」

国際宇宙ステーションへの補給フライト 25P


プログレス補給船(25P)は、日本時間2007年9月19日午前9時37分に国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。ISSから分離したプログレス補給船(25P)は、約1週間軌道に残り、プログレス補給船の推進剤に関わるロシアの試験が行われました。その後、プログレス補給船(25P)は、日本時間2007年9月26日午前4時48分に軌道離脱を行い大気圏に再突入し、太平洋上に安全に投棄されました。

25回目の補給フライト

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ISSにドッキングするプログレス補給船(25P)(提供:NASA) プログレス補給船(25P)の打上げ(©S.P.Korolev RSC Energia)
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打上げ準備中のプログレス補給船(25P)(©S.P.Korolev RSC Energia)

25Pフライトは、ロシアのプログレスM-60補給船を打ち上げて、国際宇宙ステーション(ISS)の「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)後方に無人でドッキングさせるミッションであり、ISSへ向かう25機目のプログレス補給船です。

プログレス補給船(25P)は、バイコヌール時間2007年5月12日午前9時25分(日本時間2007年5月12日午後0時25分)にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、米国中部夏時間2007年5月15日午前0時10分(日本時間2007年5月15日午後2時10分)にISSにドッキングしました。

25Pフライトでは主に以下の補給品をISSに運びます。

  • 飲料水
  • 補給用推進剤
  • 酸素
  • その他以下に示す積荷など
    • 食糧(米国、ロシアの宇宙食)
    • 長期滞在クルー用の衣服、衛生用品など
    • オーラン宇宙服のグローブ2セット
    • ロシアの実験ペイロード
    • 交換修理品、予備品など

打上げ計画

25Pフライト打上げ計画(2007年5月15日現在)
打上げ日時 2007年5月12日午後0時25分(日本時間)
2007年5月12日午前9時25分(バイコヌール時間)
2007年5月12日午前7時25分(モスクワ夏時間)
2007年5月11日午後10時25分(米国中部夏時間)
射場 カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地
使用ロケット ソユーズロケット
重量 約7.25トン(打上げ時)
ドッキング日時 2007年5月15日午後2時10分(日本時間)
2007年5月15日午前9時10分(モスクワ夏時間)
2007年5月15日午前0時10分(米国中部夏時間)

25Pフライト前後のISSの形状

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25Pフライト前のISS(提供:NASA)
画像
25Pフライト後のISS(提供:NASA)
最終更新日:2007年9月28日

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