国際宇宙ステーションへの補給フライト 20P
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ISSにドッキングするプログレス補給船(20P) |
プログレス補給船(20P)は、日本時間2006年日本時間6月19日に国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。その後、プログレス補給船(20P)とその搭載物は大気圏に再突入し、太平洋上に安全に投棄されました。
20回目の補給フライト
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射点に運ばれるソユーズロケット |
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打上げ準備中のプログレス補給船(20P) |
20Pフライトは、ロシアのプログレスM-55補給船を打ち上げて、国際宇宙ステーション(ISS)の「ピアース」(ロシアのドッキング室)に無人でドッキングさせるミッションであり、ISSへ向かう20機目のプログレス補給船です。
プログレス補給船(20P)は、2005年12月22日(日本時間)にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、2005年12月24日(日本時間)に、ISSに自動ドッキングしました。
20Pフライトでは主に以下に示す補給品をISSに搬入する予定です。
- 飲料水 約 232kg
- 補給用推進剤 650kg
- 酸素 62kg、空気 22kg
- その他、以下に示す積荷など
- 食料(米露の宇宙食)
- 長期滞在クルー用の衣服、衛生用品、文具など
- 家族や友人達からのクリスマスプレゼントや手紙
- 実験ペイロード(ロシア、ESA、日本、アメリカ)
- 交換修理品、予備品など
- 米露の生命維持装置の修理用部品
- 米国のラップトップコンピュータ(IBM ThinkPad A31p)
- 米国製宇宙服(EMU)の関連機器(バッテリ、手首ミラーなど)
- ロシア製のOrlan宇宙服の消耗品(酸素ボトル、水タンク、水酸化リチウム(LiOH)キャニスター、バッテリ等)
- ロシアの800Aバッテリ等
20P打上げ計画
20P打上げ計画(2005年12月24日現在)
打上げ日時 |
2005年12月22日午前3時38分(日本時間) |
2005年12月22日午前0時38分(バイコヌール時間) |
2005年12月21日午後9時38分(モスクワ標準時間) |
2005年12月21日午後0時38分(米国中部標準時間) |
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射場 |
カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地 |
使用ロケット |
ソユーズロケット |
重量 |
約7.25トン(うち約2.4トンが貨物・推進剤) |
ドッキング日時 |
2005年12月24日午前4時46分(日本時間) |
2005年12月23日午後10時46分(モスクワ標準時間) |
2005年12月23日午後1時46分(米国中部標準時間) |
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プログレス補給船(19P)の分離を延期して、プログレス補給船(20P)のドッキングを行いました。
20P前後のISSの形状
最終更新日:2006年6月19日
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