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ISSと「きぼう」

国際宇宙ステーションへの補給フライト 18P

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18P打上げ計画 18P前後のISSの形状
写真
ドッキング直前のプログレス補給船からのカメラ映像

プログレス補給船(18P)は、日本時間2005年9月7日午後7時26分に国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。
その後、プログレス補給船(18P)とその搭載物は軌道離脱し、大気圏に再突入し、太平洋上に安全に投棄されました。

18回目の補給フライト

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射点に立つソユーズロケット 射点に運ばれるソユーズロケット
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ソユーズロケットとの結合 プログレス補給船にフェアリングを装着
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プログレス補給船(18P)を覆うフェアリング(手前) 打上げ準備中のプログレス補給船(18P)

18Pフライトは、ロシアのプログレスM-53補給船を打ち上げて、国際宇宙ステーション(ISS)の「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)後方に無人でドッキングさせるミッションであり、ISSへ向かう18機目のプログレス補給船です。

プログレス補給船(18P)は、2005年6月17日にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、2005年6月19日にISSにドッキングしました。

今回のフライトでは、17Pフライトと同様に機体を改造して酸素を余分に搭載しています。

プログレス補給船(18P)は、スペースシャトルの飛行が停止されている状況下では、ISSに滞在しているクルーのための飲料水や酸素、食料、予備品などを補給する重要な役割を持っています。18Pフライトでは主に以下に示す補給品をISSに搬入する予定です。

  • 飲料水 計 442kg
  • 補給用推進剤
  • 酸素 75kg、空気 34kg
  • その他、以下に示す積荷など
    • 食料(米露の宇宙食)
    • 長期滞在クルー用の衣服
    • 実験ペイロード
    • 第11次長期滞在クルーがスペースシャトル撮影に使用するデジタルカメラ(DCS 760)
    • ロシアの固体燃料の酸素発生装置(Solid Fuel Oxygen Generator: SFOG) 40個
    • 欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)とのドッキング時に使われる外部TVカメラ
    • クルーへの郵便、小包
    • 交換修理品、予備品など
      • エレクトロン(酸素発生装置)の制御ボックス
      • 照明装置
      • 医薬品、クルー健康管理システム(Crew Health Care System: CHeCS)関連機器
      • アルカリ電池

18P打上げ計画

18P打上げ計画(2005年6月19日現在)
打上げ日時
2005年6月17日午前8時09分(日本時間)
2005年6月17日午前5時09分(バイコヌール夏時間)
2005年6月17日午前3時09分(モスクワ夏時間)
2005年6月16日午後6時09分(米国中部夏時間)
射場 カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地
使用ロケット ソユーズロケット
重量 約7.25トン(うち約2.5トンが貨物・推進剤)
ドッキング日時
2005年6月19日午前9時42分(日本時間)
2005年6月19日午前4時42分(モスクワ夏時間)
2005年6月18日午後7時42分(米国中部夏時間)

プログレス補給船(18P)のドッキングに備えて、プログレス補給船(17P)は日本時間6月16日午前5時16分にISSとのドッキングを解除し、大気圏に再突入し、太平洋上に安全に投棄されました。

18P前後のISSの形状

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18Pフライト前のISS
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18Pフライト後のISS
最終更新日:2005年9月12日

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