国際宇宙ステーションステータスレポート #99-04
1999年1月27日(水)午後2時(米国中部標準時間)
1999年1月28日(木)午前5時(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター
今週も通常のハウスキーピング作業として国際宇宙ステーション(ISS)のモニタを続け、またユニティモジュールの通信システムを使ってザーリャにコマンドを送信する試験などの作業を行いました。
今夜の試験は12月のSTS-88の際、シャトルの宇宙飛行士が取付けた米国の初期通信システムを経由して、ザーリャにコマンドを送信する機能の確認を行います。ザーリャのバッテリを最良の状態に保ち、ISSの電力システムを良好に作動させるために、6基のバッテリのサイクリング運用を実施してきました。またISSに搭載したテレビカメラの映像やその他のデータを活用して、ヒューストンとモスクワ双方から定期的にISSの姿勢をチェックしました。この姿勢は自然に安定する姿勢でゆっくりとした回転をしており、この回転によりISS外壁の温度むらをなくすとともに、燃料を節約することができます。
|