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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーションステータスレポート #99-02
1999年1月13日(水)午後2時(米国中部標準時間)
1999年1月14日(木)午前5時(日本時間)
ヒューストンのミッション・コントロール・センター
(以下は主要部分の仮訳です。)

 先週ザーリャモジュールの6基のバッテリの電圧が予想よりも若干低い値を示しているのが観察されました。念のためユニティとザーリャ間の結合アダプターの特に重要でないヒーターをオフにして電力の節約を図りました。その一方でモスクワではバッテリの効率を改善するため、いくつかのハウスキーピング手順を開始しています。電力節約のためザーリャのいくつかの煙感知器が自動的にオフにされました。しかし国際宇宙ステーション(ISS)の主要システムで電力の供給が中断されたものはなく、必要な全ての機器は稼働していました。

 ザーリャのバッテリを最良の状態に保つための、十分に放電させてから再充電するというディープサイクリングもハウスキーピング作業の一環として実施しています。この作業は2週間に1回実施することになっていたものですが、現在は数日に1回実施しています。このディープサイクリングをより頻繁に実施することによりバッテリの電圧は再び正常に戻り、ISSの全システムは正常に稼働しています。先に見られた電圧の低下は何らかの不具合によるものとは考えられてはいませんが、ヒューストンとモスクワのフライトコントローラーたちはバッテリの稼働状況を分析しています。




最終更新日:1999年 2月 1日

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