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ミッション内容

ミッション概要
ミッション概要
Real Video[5min30sec] 28k/56k 256k
 9A(STS-112)フライトでは、S1トラスを打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)のS0トラス右舷へ取り付けます。この組み立てのために、9Aフライトでは、計3回のEVA(船外活動)を行います。

 このフライトにより、ISSは以下のように変化します。
  • S1トラスを取り付けることにより、S3/S4トラスが取り付け可能となります。
  • S1トラスに設置される各装置により次のようなISSの機能が増強されます。
     2個目のSバンド通信システムによる通信(冗長系)機能の増強
     CETAカートや外部TVカメラによるEVA支援機能の向上など
 このフライト前後のISSの形状は下図のとおりです。
UF2フライト終了時のISS(2002年6月)

9Aフライト終了時のISS

作業計画

軌道上での毎日の作業計画はおよそ次のとおりです。

STS-112 Press kitより

飛行日主な実施ミッション
1日目打上げ/軌道投入、Kuバンドアンテナ展開、ランデブー用軌道制御
2日目シャトル・マニュピレータ(SRMS)、ペイロードベイ(貨物室)状態、宇宙服(EMU)、ドッキングシステムなどの点検作業、ランデブー用軌道制御、クルーの休息
3日目ISSとのランデブー、ISS(PMA-2)とのドッキング、ISSとシャトルミッドデッキ間の物資移送
4日目SSRMSを使用したS1トラスのISSへの取付け、S1トラス起動EVA#1 (ラジエータビームのロンチロック解除、SASA(Sバンドアンテナ支持装置)の設置、CETAカートのロンチロック解除、S0とS1トラス間の電力・通信配線の接続など)
5日目ミッドデッキからISSへの実験装置(PCG-STES、Stelsys CBOSS)の搬入、クルーの休息
6日目EVA#2 (QD修理(SPDの取り付け)、ATA(アンモニアタンク・アセンブリ)-NTA(窒素タンク・アセンブリ)間の配線接続など)、リブースト#1
7日目シャトルからISSへの酸素の移送、TVISの交換修理、ミッドデッキからISSへの実験装置(PGBA)の搬入、軌道上共同記者会見、写真撮影、S1ラジエータ展開
8日目EVA#3 (IUA交換修理、S0,S1トラス間の流体ジャンパの接続、キールピンの移設)、リブースト#2
9日目クルーの休息(約4時間)、宇宙服・SAFERの移動、ミッドデッキからISSへの実験装置(CGBA)の搬入
10日目ISSからの退室、アンドッキングおよびフライアラウンド運用
11日目船内の後片づけ、軌道離脱準備、Kuバンドアンテナ収納
12日目軌道離脱、着陸


最終更新日:2002年11月 5日

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