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NASAステータスレポート

飛行7日目(1)
STS-110NASAステータスレポート#12
ジョンソン宇宙センター
2002年 4月14日(日)午前 5時(米国中部夏時間)
2002年 4月14日(日)午後 7時(日本時間)



国際宇宙ステーション(ISS)の新たな構成要素であるS0トラスの艤装は引き続き行われ、本日、米国中部夏時間4月14日午前(日本時間4月14日午後)、第3回目の船外活動が行われます。シャトルの宇宙飛行士のスティーブ・スミスとレックス・ウォルハイムが現在すでに恒久的に「デスティニー」(米国実験棟)に取り付けられているS0トラスの接続作業を引き続き行う予定です。

4月14日午前9時34分(同4月14日午後23時34分)、ISSのクエスト(エアロック)から船外へと出て行く予定です。最初の作業は、初期設置期間にS0トラスを一次的にデスティニーに固定していたデスティニー上のカニの爪の形をしたラッチを開放することです。ウォルハイムは真っ白な宇宙服を着用してラッチを開放し、一方スミスは赤いストライプの入った宇宙服を着用して、これからの「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)操作のため、S0トラスの中に、電力、データ通信、ビデオ画像の配線設置を開始します。6時間半の船外活動の間、スミスはミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のエレン・オチョアとフライトエンジニアのダニエル・バーシュが操作するカナダアーム2上の足場から作業する予定です。

ウォルハイムはブレーカをS0トラスに取り付ける予定です。これは、7時間半行われた最初の船外活動から延期された作業です。両者は、その後一緒にモービルトランスポータ(MT:ISSロボットアームの台車)の作業に取り掛かり、およそ45分でMTの打ち上げ時に使用した多数の固定器具を開放し、ラジエータから小さな断熱カバーを取り外します。それから、電気配線の作業に戻り、約1時間半作業します。

EVA工具やテスト用のセンサをS0の側面に移動した後、最後の作業としてエアロック・スパーの取り付けを行う予定です。これは、長さ14フィート(4.3m)の支柱で、ハンドレールが取り付けられており、クエストからS0トラスへと伸びて、将来の船外活動をやりやすくするものです。

シャトル及びISS内では、MSのリー・モーリンとジェリー・ロスが作業の流れに沿って、船外活動実施者に指示し、船外活動の間、アトランティス号コマンダーのマイケル・ブルームフィールドとパイロットのスティーブ・フリックはシャトルのロボットアームを用いて写真を提供したり、ビデオでの支援を行う予定です。

アトランティス号のクルーは、4月14日午前3時52分(同4月14日午後5時52分)に、Smash Mouthの演奏する映画シュレックのサウンドトラック"All Star"で起床しました。この曲はウォルハイムに家族から贈られたものです。

ISSでは、第4次長期滞在クルーコマンダーのユーリ・オヌフリエンコ、フライトエンジニアのカール・ウオルツとバーシュが4月14日午前3時44分(同4月14日午後5時44分)に起床しました。どちらのクルーも4月14日午後7時44分(同4月15日午前9時44分)に就寝する予定です。

この次のステータスレポートは4月14日の夜(同4月15日の午前)、あるいは何かのイベントが発生した時点で発行する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts110/STS-110-12.html
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最終更新日:2002年 4月15日

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