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NASAステータスレポート

飛行6日目(1)
STS-110NASAステータスレポート#10
ジョンソン宇宙センター
2002年 4月 13日(土)午前 5時(米国中部夏時間)
2002年 4月 13日(土)午後 7時(日本時間)



国際宇宙ステーション(ISS)の建設は引き続きおこなわれ、S0(エスゼロ)トラスを取付けるために予定している4回の船外活動の第2回目を本日は実施します。アトランティス号の2人の宇宙飛行士、ジェリー・ロスとリー・モーリンは米国中部夏時間4月13日午前9時34分(日本時間4月14日午後11時34分)頃に(ISS)の「クエスト」(エアロック)から宇宙空間へ出て行く予定です。

アトランティス号のクルー、コマンダーのマイケル・ブルームフィールド、パイロットのスティーブ・フリック、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のエレン・オチョア、レックス・ウォルハイムスティーブン・スミス、モーリンそしてロスは、ジミー・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)の歌う「Voodoo Chile」で4月13日午前3時44分(同4月13日午後5時44分)に起床しました。この曲は初の船外活動をおこなうモーリンへの妻からの贈り物です。ISSでは第4次長期滞在クルーコマンダーのユーリー・オヌフリエンコ、フライト・エンジニアのカール・ウォルツとダニエル・バーシュも同じ時刻に起床しました。

船外活動は6時間半を予定しています。ロスは赤い点線のストライプの入った宇宙服を、モーリンは斜めの点線のストライプの入った宇宙服を装着します。この船外活動では、まだ取り付けてなかった、2基の支柱を「デスティニー」(実験棟)に取り付けてS0(エスゼロ)トラスの構造的な取付けを完了する予定です。4本の支柱全てがデスティニーに取り付けられると、S0トラスは、ISSの組立て終了時にはトラスの両端に取り付けられる太陽電池パネルなど、今後取付けが予定されている機器類の荷重を支えることができるようになります。

支柱の取付けが終わると、打上げ時にS0トラスを固定していた長い金属棒を取り外し、S0トラス上に片づけます。さらに「モビル・トランスポータ」(MT:ISSロボットアームの台車)に2つ目のケーブルシステムを取り付けます。これで「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)はトラス上のレールに沿って移動できるようになります。

本日の船外活動でモーリンは、オチョアの操作するカナダアーム2の先端に乗って作業をします。ブルームフィールドとフリックはアトランティス号のカメラにより船外活動状況の写真撮影やビデオ撮影をおこないます。ウォルハイムは船外活動の指揮をとります。

アトランティス号とISSのクルーは4月13日午後7時44分(同4月14日午前9時44分)に就寝する予定です。

この次のステータスレポートは4月13日午後(同4月14日午前)、または何かイベントが発生した際に発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts110/STS-110-10.html
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最終更新日:2002年 4月15 日

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