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NASAステータスレポート

飛行5日目(1)
STS-110NASAステータスレポート#8
ジョンソン宇宙センター
2002年 4月12日(金)午前 4時30分(米国中部夏時間)
2002年 4月12日(金)午後 6時30分(日本時間)



米国中部夏時間4月11日(日本時間4月12日)のS0トラス取り付けと船外活動は無事終了し、本日は、国際宇宙ステーション(ISS)の船外取り付け作業に替わり、アトランティス号とISSの実験棟間の設備・供給品・実験機器類の移送作業をおこないます。

アトランティス号のクルー、コマンダーのマイケル・ブルームフィールド、パイロットのスティーブ・フリック、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のレックス・ウォルハイム、エレン・オチョア、リー・モーリン、ジェリー・ロス、スティーブン・スミスは、ブルームフィールドのために家族がリクエストしたウィノナ・ジャッド(Wynonna Judd)の「Testify to Love」で、4月12日午前3時44分(日本時間4月13日午後5時44分)に起床しました。第4次長期滞在クルーコマンダーのユーリー・オヌフリエンコとフライト・エンジニアのカール・ウォルツとダニエル・バーシュは、その30分後に起床しました。

モーリンとロスは、「デスティニー」(米国の実験棟)のラックに収納する植物成長実験チャンバを移送します。この実験装置は、アトランティス号で地上へ帰還するタンパク質結晶成長実験装置と入れ替えになります。ウォルハイムとオチョアは将来結晶のサンプルを保存用に使用するフリーザをデスティニー内に設置しました。

ISSのエアロックの高圧タンクは、アトランティス号から移送される酸素と窒素で補充されます。これは船外活動担当クルーが呼吸に使うものです。また、4月13日(土)(同4月14日)と4月14日(日)(同4月15日)に予定されている、S0トラスを固定するための船外活動の準備と手順確認も行われます。

S0トラスのシステムは、木曜日(同4月12日)の取り付け以来、順調に稼動しています。地上のコントローラ達は4月12日(金)(同4月13日)に、S0トラス上にあるグローバル・ポジショニング・システム(GPS)とレートジャイロ・アセンブリ(RGA)を起動させます。GPSとRGAはISSに航法・姿勢データを提供するものです。

クルー達は、4月12日午前11時28分(同4月13日午前1時28分)に、MSNBC、CBSラジオネットワーク、・デトロイトのWWJ-TVの取材を受けるため、仕事を一時中断します。4月12日午後1時(同4月13日午前3時)からは、NASA TVがショーン・オキーフNASA長官のスピーチ「未来を拓く」の生中継を開始します。

午後に2時間の休憩を取った後、アトランティス号とISSのルーは4月12日午後7時44分(同4月13日午前9時44分)に就寝します。

この次のステータスレポートは4月12日の午後(同4月13日の朝)、あるいは何かのイベントが発生した時点で発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts110/STS-110-08.html
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最終更新日:2002年 4月15 日

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