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NASAステータスレポート

飛行12日目(2)
STS-105 NASAステータスレポート#23
ジョンソン宇宙センター
2001年 8月 21日(火)午後6時(米国中部夏時間)
2001年 8月 22日(水)午前8時(日本時間)



第2次長期滞在クルーを交えた7人の宇宙飛行士が搭乗するスペースシャトル・ディスカバリー号は、機体の点検も良好に終了し、8月22日午前11時46分(日本時間8月23日午前1時46分)にケネディ宇宙センターへ帰還する予定です。これにより、5ヶ月半に及んだ国際宇宙ステーション(ISS)への滞在が終了することになります。2番目の着陸機会は1時間半後で、8月22日午後1時23分(同8月23日午前3時23分)の予定です。

ディスカバリー号は、ISSの1,000マイル(約1,600km)あまり前方を飛行しています。今朝コマンダーのスコット・ホロウィッツとパイロットのフレドリック・スターコウはディスカバリー号の可動翼や姿勢制御用のエンジンのテストを実施しました。その他のメンバーは大気圏に突入するための準備作業をおこないました。

本日遅くに、第2次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・ウサチェフとフライト・エンジニアのジム・ヴォス、スーザン・ヘルムズが使用するリクライニングシートを、ディスカバリー号のミッドデッキに取り付けました。横たわった姿勢は宇宙から地球に戻る際に最も快適であることが、宇宙での長期滞在経験者により示されています。

気象予報官たちはディスカバリー号が帰還する際のケネディ宇宙センターの天候は穏やかであると予想しており、カリフォルニアへ着陸のバックアップを依頼する必要はなさそうです。

ディスカバリー号のクルーは8月22日午前3時10分(同8月22日午後5時10分)に起床し、午前6時45分(同午後8時45分)から、軌道離脱(deorbit)の準備を開始する予定です。貨物室のドアは午前8時(同午後10時)に閉鎖され、ディスカバリー号の後部に2基ある軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)による軌道離脱噴射は、午前10時37分(同8月23日午前0時37分)に予定されています。

ディスカバリー号が帰還の準備をしている一方で、第3次長期滞在クルーのフランク・カルバートソン、ウラディミール・ジェジューロフ、そしてミハイル・チューリンは、ディスカバリー号で運ばれた2台の科学研究ラックのうちの1台を起動しました。クルーはまた、5月下旬以来ISSに結合している、プログレス補給船の切り離しの準備をしました。切り離しは、8月22午前1時5分(同8月22日午後3時5分)を予定しており、これにより次に到着するプログレス補給船がドッキングする場所が確保されます。次のプログレス補給船は本日、8月21日午前4時24分(同8月24日午後6時24分)に、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられて、ISSに向かっています。これまでの4機のプログレス補給船と同様、プログレス5(5P)には、第3次長期滞在クルーが使用する、燃料、食料、装置などが搭載されています。

この打上げで、発射台は空いた状態となり、9月15日にロシアのドッキングコンパートメントをISSに運ぶ次のソユーズの打上げが可能となりました。

ディスカバリー号は平均高度240マイル(約386km)の軌道を90分で周回しており、ディスカバリー号とISSのシステムは良好に作動しています。次のステータスレポートは8月22日午前6時(同8月22日午後8時)頃に、あるいは何かイベントが発生した際に発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts105/STS-105-23.html
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最終更新日:2001年 8月22日

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