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NASAステータスレポート

飛行9日目(2)
STS-105 NASAステータスレポート#17
ジョンソン宇宙センター
2001年 8月 18日(土)午後4時(米国中部夏時間)
2001年 8月 19日(日)午前6時(日本時間)



本日、ダニエル・バリーとパトリック・フォレスター両宇宙飛行士は、5時間29分に及ぶ船外活動を実施し、国際宇宙ステーション(ISS)の「デスティニー」実験棟の両側面に、長さ45フィート(約13.7m)の電力ケーブル2本と、ハンドレールを取り付けました。この作業により、来年に大型のトラス構造体をISSに取り付けるための段取りが整いました。

このケーブルは、ISSの長さ300フィート(約91.4m)の桁の中心になるS0トラスを、来年の春に取付ける際に、万一所定の時間内に取付けることができないといった事態が生じた際に、必要に応じて予備の電力をS0トラスに供給します。S0トラスはISSの外部に実験装置、太陽電池パドルを取り付けたり、カナダの製作したロボットアームの移動台車を将来取り付ける際の土台となるものです。

バリーとフォレスターは船外活動を米国中部夏時間8月18日午前8時42分(日本時間8月18日午後10時42分)に開始し、午後2時11分(同8月19日午前4時11分)に終了しました。これはISS組み立てのための船外活動としては26回目で、そのうち24回はスペースシャトルから実施されました。またこれはスペースシャトル計画史上68回目の船外活動となりました。

本日の船外活動を含めた船外活動の記録は次のとおりです。

スペースシャトル計画史上の船外活動時間計431時間39分
ISS組み立てのための船外活動時間 計167時間24分
ISS組み立てのためのスペースシャトルからの船外活動時間 計163時間 3分
STS-105での2回の船外活動時間 計 11時間45分

船外活動が行われている間に、第3次長期滞在クルーのコマンダーであるフランク・カルバートソンと仲間のウラディミール・ジェジューロフとミハイル・チューリンは、ISSに取り付けられている多目的補給モジュール「レオナルド」への荷物の積み込み作業をおこないました。「レオナルド」は地球に持ち帰るためにISSの「ユニティ」モジュールから日曜日(同月曜日早朝)に取り外されて、ディスカバリー号の貨物室に収納される予定です。

米国とロシアの宇宙飛行士たちは今夜8時(同8月19日午前10時)頃に就寝し、日曜日午前4時10分(同8月19日午後6時10分)に起床して、宇宙での10日目の活動を開始する予定です。

2つの宇宙船の状態は良好であり、平均高度250マイル(約402km)を90分で周回しています。次のステータスレポートは日曜日8月19日午前6時(同8月19日午後8時)頃、あるいは何かイベントが発生したときに発行する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts105/STS-105-17.html
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最終更新日:2001年 8月20日

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