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NASAステータスレポート

飛行9日目(1)
STS-105 NASAステータスレポート#16
ジョンソン宇宙センター
2001年 8月 18日(土)午前5時30分(米国中部夏時間)
2001年 8月 18日(土)午後7時30分(日本時間)



本日、ディスカバリー号の宇宙飛行士、ダニエル・バリーとパトリック・フォレスターは、STS-105で予定されている2回目の船外活動を実施し、来年国際宇宙ステーション(ISS)に大きなトラス構造体を取り付けるのに先立ち、「デスティニー」実験棟にこのトラス用のヒーターの電力ケーブルを敷設したり、ハンドレールを取り付けたりする予定です。一方、ISS上の第3次長期滞在クルーは、地球に持ちかえる多目的与圧補給モジュール「レオナルド」への荷造り作業をおこなう予定です。

地球に帰還する第2次長期滞在クルーも合流したディスカバリー号の宇宙飛行士たちは、米国中部夏時間8月18日午前4時(日本時間8月18日午後6時)にEagles(イーグルス)の演奏する「Hotel California(ホテルカリフォルニア)」の曲で起床しました。この曲は、第2次長期滞在クルーのコマンダーのユーリー・ウサチェフのために、夫人がリクエストしたものです。

ISSの新しいクルー、コマンダーのフランク・カルバートソン、ロシアの宇宙飛行士のウラディミール・ジェジューロフ、ミハイル・チューリンはISSでの4ヶ月の滞在を開始しています。本日の船外活動に備えてハッチは閉鎖されているため、この3名はディスカバリー号のクルーから隔てられることになります。

バリーとフォレスターは、ディスカバリー号のエアロックから午前9時(同8月18日午後11時)過ぎに船外へと出て行く予定です。コマンダーのスコット・ホロウイッツがディスカバリー号のロボットアームを使って、船外活動クルーをあちこちと移動させる一方、パイロットのフレドリック・スターコウは船外活動全体の指揮をとります。

バリーとフォレスターが取り付けるヒーター用の電力ケーブルは、来年ISSに取り付けられるS0トラスで使用するためのものです。この船外活動はISS組み立て関連のものとしては26回目であり、所要時間はおよそ6時間を予定しています。

ディスカバリー号とISSは良好な状態で、平均高度246マイル(約396km)の軌道を90分で周回しています。次のステータスレポートは8月18日午後6時(同8月19日午前8時)頃、あるいは何かイベントが発生したときに発行する予定です。



出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts105/STS-105-16.html
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最終更新日:2001年 8月20日

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