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飛行6日目(2) 予備の冷媒貯蔵タンク(EAS)をISSの外部に取り付けるこの船外活動の準備として、クルーは宇宙服を点検しました。船外活動は6時間半を予定しています。このEASにはISSの冷却システムで必要となったときに使えるように、予備のアンモニア(冷媒)が充填されています。また、各種材料のサンプルを宇宙空間に曝露する実験装置もISSに取り付ける予定です。これらのサンプルは、分析に供するために約1年後に地球に持ち帰る予定です。 第2回目の船外活動は土曜日(同日曜日の早朝)に予定されています。このときは将来ISSにいくつか取り付ける桁(けた)のような形をしたトラス構造体のうち、来年取り付ける最初のトラスに、ヒータの電力ケーブルを取り付けます。 一方、第2次長期滞在クルーのメンバーは、第3次長期滞在クルーに対し、ISSの運用に関する引継ぎ作業を引続きおこないました。この引継ぎ作業と並行して、多目的補給モジュール「レオナルド」の中でも機材や補給品の収納作業がおこなわれました。およそ5,200ポンド(約2,340kg)の補給品がISS内に搬入されたことが確認されています。これらは来週初めにディスカバリー号が離れた後で、第3次長期滞在クルーが荷ほどきして収納することにしています。 本日早くに、ロシアのフライト・コントローラは、「ズヴェズダ」サービス・モジュールのコンピュータのソフトウエアを、新しいバージョンのものと入れ替えました。これは、ロシアのドッキングコンパートメントが来月ISSに到着するための準備として行われた作業です。このドッキングコンパートメントは、ロシアの宇宙船がやってきたときの新しいドッキングポートとなるものです。 ロシアのフライト・コントローラたちは、ソユーズ宇宙船の準備を続けています。このソユーズ宇宙船は、次のプログレス補給船をカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げ、8月23日にISSとドッキングする予定です。 木曜日の早朝(同木曜日の午後)に第3次長期滞在クルーのフランク・カルバートソン、ウラディミール・ジェジューロフ、ミハイル・チューリンは、ISSの打上げ1,000日目を記念するメッセージをテレビで放送する予定です。ISSの最初の構成要素である「ザーリャ」がプロトンロケットで打ち上げられてISSの組立が開始されたのは、1998年の11月20日のことでした。 ディスカバリー号とISSは、フライト・コントローラの検討を要するような問題もなく、平均高度246マイル(約396km)の軌道を90分で周回しています。次のステータスレポートは8月16日午前6時(同8月16日午後8時)頃、あるいは何かイベントが発生したときに発行する予定です。
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